6人の履修生がプログラムを修了しました

2024年1月に履修生の北悠人さん、2024年3月に大井由貴さん、藤浩平さん、増田達哉さん、青木啓輔さん、劉楓さんが博士の学位を取得し、当プログラムを修了しました。(2024/3/25)

詳細は修了生のページをご覧ください。

履修生の論文が掲載されました

履修生の森雄一郞さん(医学専攻D2)の論文が掲載されました。

Mori Y, Mizuno A, Fukuma S. Low on-treatment blood pressure and cardiovascular events in patients without elevated risk: a nationwide cohort study. Hypertens Res 2024; published online Feb 14. DOI:10.1038/s41440-024-01593-y.
https://www.nature.com/articles/s41440-024-01593-y
日本語広報:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-03-01-1

履修生がUniversity of California, Berkeleyに滞在しました

English

 本事業を利用して、米国カルフォルニア州に位置するUniversity of California, Berkeley (UC Berkeley)へ研究留学する機会を得た。UC Berkeleyはどの分野においても大学世界ランキングトップTop10に選ばれるほど優秀な大学であり、Jennifer A. Doudna教授を代表する数多くのノーベル賞受賞者が在籍している。今回私はDaudna教授が拠点長を務めるInnovative Genomics Institute(IGI)に所属し、タンパク質分解剤(TPD)の開発を得意とするNomura研究室で研究を行った。TPDは、標的タンパク質を分解させることで薬効を発揮する医薬品であり、多くの製薬会社が躍起になってその開発を進めている。私が関わったTPDプロジェクトは、難易度が高いガン関連タンパク質を分解することを目的としており、それを達成しうる化合物の合成、薬効評価(in vitro assay, プロテオミクスなど)の実験を行なった。思い通りに研究を進めることができ、新しいタンパク質分解剤を開発することができた。現地の日本人にも間接的に研究生活を助けていただいた。ベイエリアには頼れる、人として素晴らしい日本人が多くいる。私が出会った日本人からは、「留学に来る日本人は、誰にも迷惑かけず、自分一人で何とかやっていこうとする性格が多い」と述べた上で、「日本人は海外にいる時こそ、日本人コミュニティを大切にするべき」という考えを持っていた。私も同感である。海外では日本では考えられない不便な時、どうしようもない時に遭遇する。その際に、日本人コミュニティを是非頼って欲しいと思う。今後留学しようと考えている学生は、まず現地の日本人とも交流してみて、大きな人的ネットワークを広げて欲しい。いつかそのネットワークが活きる時が来ると思う。私も将来海外で活動することがあれば、困っている日本人を助けられるように努めたい。本プログラムは、そのようなことを改めて考えさせてくれた素晴らしい留学経験であった。この場を借りて感謝申し上げたい。

(医学研究科 医学専攻 D4 藤 浩平)

UC Berkeleyの時計台
研究室メンバーとのSecret Santa

第14回MIPセミナー

  • 開催日:2024年2月22日(金)(オンライン開催)
  • 講 師:水野 知行 先生

今回のセミナーでは、シンシナティ小児病院臨床薬理学部門 シンシナティ大学医学部 准教授の水野知行先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは中野 隆斗さん(MIP履修生、薬科学専攻D1)、横井 茉里さん(薬学研究科 薬学専攻D2)が務めました。

参加者:オンライン40名

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

水野先生からのメッセージ
今回の講演は自分を振り返る良い機会になりました。講演でもお話したように、私自身は外の世界に目を向けてそこに身を置くことで数多くのご縁に恵まれ、研究の幅を広げることができました。皆さんの可能性は無限に広がっています。眼の前のことだけでなく、本当に自分がやりたい事について考えてみるのもいいと思います。様々なチャンスを掴み取ってそれぞれの夢を実現していただきたいと思います。

ホスト 中野 隆斗
初めてMIPセミナーのホストを務めました。
水野先生は、個別化医療実現のために薬物血中濃度モデルを作成されて、さまざまな疾患の臨床の課題を解決しているということで非常に興味深く聞かせていただきました。またキャリアについても、グローバルに第一線で活躍されていて大変参考になりました。
セミナーの司会進行という貴重な機会をいただき、MIPに感謝申し上げます。

ホスト 横井 茉里
MIPセミナーのホストを初めて承りました。
水野先生は、 ファーマコメトリクスを活用し、データの乏しい上に個体差の大きい小児の薬物治療に対する個別化医療を実現されており、私の研究分野にも関連するため大変興味深く拝聴いたしました。
キャリアパスについても、世界に目を向け、今の自分に何が必要なのかを考えることの重要性を再認識することができました。
この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

Natureワークショップを開催しました

2024年1月15日の対面で「Impressive Academic Presentations」と題したワークショップを開催しました。
昨年度実施した「Getting Published」がたいへん好評で再度開催を希望する声が多かったため、新たなテーマで実施したものです。
第1部では英語での研究発表のトレーニングを“Planning your narrative,” “Poster presentations,” “Slide presentations,” “Professional presentation skills” のテーマで受講しました。
第2部は小グループでのワークショップを行いました。

下記のような感想が寄せられました。

・分かりやすく、アカデミックプレゼンテーションに役立つ情報や知識が豊富に提供された
・英語を母語にしない者にも分かりやすい内容であった
・サイエンティフィックプレゼンテーションに役立つ戦略、ヒントが得られた。質疑応答の対応についてもう少し学びたかった
・講師が素晴らしかった。話しかけやすく質疑にも丁寧に対応してくれた。今回のセミナーに参加して良かった

京都大学卓越ワークショップ2023

京都大学卓越ワークショップ2023が開催されました。
MIPからは履修生青木啓輔さんが口演、MIP担当者の井貫恵利子助教がプログラムについて説明を行いました。
履修生および教員12名がポスター発表を行い、他のプログラムの発表者とも活発な交流が行われました。

日時:2023年12月27日(水)13時~16時45分
場所:京都大学国際科学イノベーション棟5階
対象:卓越大学院プログラム履修生、プログラム関係教職員、京都大学の学生、教職員
主催:京都大学大学院教育支援機構 

詳細は 京都大学大学院教育支援機構 のホームページをご覧ください。
https://www.kugd.k.kyoto-u.ac.jp/blog/takuetsuworkshop2023report

共同研究修了報告-4

以下の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。(2023/12/28現在)
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)

第13回MIPセミナー

  • 開催日:2023年12月8日(金)
  • 会 場:先端科学研究棟1階セミナー室
        (ハイブリッド開催)
  • 講 師:垣塚彰先生

今回のセミナーでは、京都大学大学院生命科学研究科教授の垣塚彰先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは白土尚香さん、草野耀永さん(どちらもMIP履修生、医科学専攻D1、医学専攻D1)が務めました。

参加者:会場15名、オンライン25名(内、履修生10名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

垣塚先生からのメッセージ
難病を治したいとの思いから臨床医になることをやめ、基礎研究者の道を選んだ。これまで、いろいろな幸運にめぐまれたが、なかでも、米国のソーク研究所で学んだ3年間は、それまでの30年間を凌ぐほどの衝撃的な経験の連続で、私を大きく成長させてくれた。当初は、日米の考え方の違いに大変苦しんだが、その苦しみが、全く別人に生まれ変わるほどの成長に繋がった。まさに、「人間万事塞翁が馬」であった。本講演では、私が経験した苦しみとその先で見つけたご褒美(幸運)をつつみ隠さずお話しできたと思う。若い研究者の勇気になれば幸いである。

ホスト 白土 尚香
垣塚先生の貴重なご経験から学ばれた、トップレベルの研究者であり続けるための極意をお話しいただきました。中でも、留学先で気づかれた「一般的な問いを解く研究」よりも「新たな起点を作りだす研究」を心掛けるべきというのが印象深く、今後も心に留め研究に励みたいと感じました。加えて、様々な苦境を乗り越えられた際の心境や行動についてもユーモアを交えてお話し頂き、厳しい状況を乗り切るコツなど多くを楽しく学ぶことができました。貴重な機会を頂きありがとうございました。

ホスト 草野 耀永
初めてMIPセミナーの進行役を務めました。
垣塚先生は、Machado-Joseph病の原因遺伝子MJD1の発見やKUS121化合物の開発など多くの業績を挙げられており、ご講演は非常に興味深く、今後の研究活動の糧となりました。
特に「You are now in the spotlight, you have to speak your opinion!」とのメッセージは、身の引き締まる思いが致しました。
未熟な司会進行だったとは思いますが、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

Minisymposium-Kyoto University & Academia Sinica(12/7)Mini-symposium on Recent Advances in Life Sciences NTU(12/8)

English

MIP履修生3名、鈴木忍特定教授、井貫恵利子特定助教が台湾を訪問、2つのシンポジウムに参加しました。履修生は両方のシンポジウムで発表を行いました。
京都大学からはMIP履修生以外にもiCeMs鈴木淳教授と研究室から修士課程学生を含む若手研究者が訪問し発表しました。Academia Sinica、NTUの若手研究者、大学院生が参加したシンポジウムで活発な交流が行われました。
Taiwan Kyoto University Scholarship調印式のため台湾を訪問中の湊長博総長と偶然出会い、履修生にとって研究やMIPの活動について直接対話する良い機会となりました。
帰国の直前にはNational Biotechnology Research Parkを訪問することが叶い、台湾のバイオメディカルの基礎研究から応用までの一環とした取り組みについてご説明を受けました。

〈参加履修生の発表の様子と感想〉

保倉 祥太
この度はAcademia SinicaそしてNational Taiwan Universityとの研究交流会の機会を頂き、ありがとうございました。
多くの台湾の学生の方やPIの方とお話しでき、貴重な経験を積ませていただきました。
また共同研究のお誘いもあり、今後の研究の進展に繋がったらいいなと思います。
このような会を開いていただいた先生方や、スタッフの方々にはとても感謝しております。
ありがとうございました。

森 雄一郎
国立台湾大学と中央研究院(Academia Sinica)の2箇所で、それぞれ現地の博士学生と研究発表を行い、また交流会に参加させて頂きました。双方で唯一のpublic health研究者として参加させて頂き、普段なかなか触れることのない基礎科学の最新の知見に触れとても刺激的な経験となりました。一方、異分野の方々に伝わるよう自分の研究内容を話すことが普段と違った思考の整理となり、幸いとても活発な質疑の反応を頂けたことも得難い体験でした。なにより、台湾の方々もMIPの皆様もみな研究面でも人格的にも素晴らしい方々ばかりで非常に楽しく実りある4日間でした。このような貴重な機会を頂きましたことを心より御礼申し上げます。

鍛冶屋 麻子
今回はAcademia SinicaとNTUでのミニシンポジウムで発表を経験させていただきました。現地でしか体験できないようなインタラクティブなシンポジウムで、普段とは違う雰囲気の中で研究に関して議論できたことは非常に良い経験でした。シンポジウム後の交流会においても、台湾の方々の研究に対する熱量や温かい人柄を知ることができ、共同研究のきっかけとなるような非常に有意義な時間でした。
貴重な機会を本当にありがとうございました。

*今回の訪問では以下の方々にたいへんお世話になりました*
台湾
Dr. Ruey-Bing Yang, Acting Director, Institute of Biomedical Sciences, Academia Sinica
Professor Shih-Kuo Chen, Department of Life Sciences, National Taiwan University
Dr. Han-Chung Wu, Director, Biomedical Translation Research Center, National Biotech Research Park
Professor Jeff Chen, Deputy Director, iCeMS Taiwan Office, Kyoto University
Dr Rong-Jie Chen (Jacky), Project Manager, Innovation Incubation Center, Biomedical Translation Research Center, Academia Sinica
Dr. Shih-Yu Chen, Assistant Research Fellow, Institute of Biomedical Sciences, Academia Sinica

日本
Professor Jun Suzuki, Medical Biochemistry, Cell Membrane Biology, iCeMs, Kyoto University
Professor Shinobu Suzuki, KUMBL, Graduate School of Medicine, Kyoto University
Assistant Professor Eriko Inuki, Medical Education Center, Graduate School of Medicine, Kyoto University

履修生が大学院教育改革フォーラム2023に参加しました

MIP履修生・髙木由佳さん(人間健康科学系専攻 M1)が大学院教育改革フォーラム2023(12/1-2@つくば市)に参加しました。

全体の報告は下記のサイトをご覧ください。
https://gradschool-forum2023.projects.tsukuba.ac.jp/

髙木由佳さんのコメント

 今回、『国際性と学際性の日常化』をメインテーマにつくばで開催された大学院教育改革フォーラム2023に参加し、他大学の大学院生とともに“International / interdisciplinary approaches (for 2030) ”についてグループディスカッションを行った。わたしの所属するグループは健康危機管理体制についての議論であったが、他分野について研究している学生や海外留学生の意見を聞き、また医療者としての自分の意見を述べるなかで、広い視野で物事を見ることの重要性と、他分野と協働して社会的課題に取り組む必要性を実感することができ、非常に良い経験になったと考える。

第12回MIPセミナー

  • 開催日:2023年10月30日(月)
  • 会 場:先端科学研究棟1階セミナー室
        (ハイブリッド開催)
  • 講 師:久保允人先生

今回のセミナーでは、東京理科大学生命医科学研究所分子病態学研究部門教授の久保允人先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは大西隆生さん、前田佳夕さん(どちらもMIP履修生、人間健康科学系D1、M2)が務めました。

参加者:会場20名、オンライン30名(内、履修生10名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

久保允人先生からのメッセージ
多くの履修生の方からご諮問いただき、ありがとうございます。おそらく、研究者として我々が歩んできた時代とはかなり社会情勢も変化し、同じモデルが使えるとは限らない時代になっているように思います。そのため、参考になるお答えが返せたか心配ではありました。私が伝えたかったこととしては、サイエンスにはまだまだ疑問として残っていることが沢山あることです。ご自分が興味を持っているある現象に拘ることをしていれば、ChatGTPでも答えられない疑問はまだまだあるはずです。もし、拘りさえあれば、いくら失敗を繰り返したとしても、そこからヒントがみえてくることがあると私は信じています。その意味では、現象に拘りを持ち続ける継続力ということも大事な人生での武器になると思います。何かにこだわりを持ってみるのも良いことですよ。

ホスト 大西 隆生
MIPセミナーの進行役を初めて承りました。久保先生には、サイトカインを軸とした免疫学研究の道程について講演いただきました。一を知れば百の疑問が湧き出るような免疫の機序探求の経緯に、冒険小説を読むような高揚感に包まれました。経験不足で失礼いたしましたが、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

ホスト 前田 佳夕
久保先生の興味から始まったIL-4の研究がこだわりを持って進めていくなかで発展していったお話から、将来、私も研究の道を自ら切り拓いていけるような人材になるためにどうしたらいいかを考えさせられました。また、キャリアでは、「自分を信用してもらう」ことが印象に残っており、実験の再現性をとり、信頼の獲得を意識しながら今後も研究に励みたいと思いました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

履修生が共同研究でノースカロライナ州立大学に滞在しました

English

履修生の中野隆斗さんがMIPの異分野共同研究費を使用して、ノースカロライナ州立大学へ短期留学(8/14-10/16)しました。

ノースカロライナ州立大学
滞在先の辻先生
(左から中野さん、辻良明先生、辻順先生)
State fair

この度はMIPのご支援のもと、2か月間アメリカのノースカロライナ州立大学にて共同研究を実施しました。

ノースカロライナ州はリサーチトライアングルと呼ばれる学術都市を持ち、ノースカロライナ州立大学に加えて、デューク大学とノースカロライナ大学がキャンパスを置いています。産学連携も密に行われており、キャンパス内を歩くとベンチャー企業のロゴや看板がたくさん見られました。街全体に緑が多くて治安も良く、大変過ごしやすい気候の中、落ち着いて研究に集中することができました。滞在先の辻先生のラボは、Joint meetingや学会参加を積極的に行っており、Discussionに対して非常にオープンな環境だったので、たくさんの刺激を受けることができました。

海外で生活し、研究するという貴重な経験ができ、関わっていただいた皆様ならびにMIPのご支援に深く感謝しています。今回の滞在で得た知識や経験を今後の研究活動に活かしたいと思います。

(薬学研究科 薬科学専攻 D1 中野 隆斗)

フロンティア型人材育成特別講義【公開講義】

2023年10月4日医学部A棟セミナー室103にて公開講義を開催しました。
本講義を担当者である「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)鈴木忍教授の挨拶に続き、
本講義の講師である株式会社ジェネックスパートナーズ 眞木 和俊先生より「リーンシックスシグマ総論」として講義を頂きました。

この講義シリーズはMIPキャリアパス支援・社会実装スキルアップ科目群のひとつで、今年度で4回目となります。
プログラム開始後初めての対面での講義となり、これまでの受講者も講義に参加し熱の入った質疑応答がなされ、たいへん有意義な機会となりました。
公開講義後、実際の講義に移り、登録した受講者は早速演習に取り組みました。
初回を含め全13回実施予定です。

【医薬系研究交流サロン】第3回研究交流サロン

【開催日】 2023年9月27日(水)~29日(金)
【開催場所】 医薬系総合研究棟
【参加者(登録者)】後日医学研究科のウェブページで発表

 3日間にわたり口演 12名、ポスター200以上の発表がありました。
 部局推薦を受けた発表者による講演には3名のMIP履修生が登壇しました。


 また、ポスターセッションにも多くの履修生が参加し、以下3名がポスター賞を受賞しました。

研究交流サロンの概要は医学研究科のウェブページをご覧ください。


今回のサロンにはMIP担当教員である井貫恵利子助教(医学教育・国際化推進センター)、通山潔助教(神経・細胞薬理学分野)、八木宏樹助教(生体情報科学分野)、安田圭子助教(医化学分野)の先生方が事務局として支援をしてくださいました。

“MIP Innovation Exchange”開催報告

On 15th, MIP student Ryo and Fatima volunteered to provide the topic of the day and MIP friends talked over a cup of tea.
We hope to hold the event again soon.

From Ryo Niwa:
On September 15th, we held an event called “Innovation Exchange”.
Ten participants enjoyed communicating in English. Ms. Hafiza Ishrat Fatima gave a presentation about her home country, Pakistan.
This event expanded the network of doctoral students.
We look forward to promoting more vibrant interactions in the graduate program.

This gathering aims at fostering discussions and friendships both within and outside the program.
The topic covers research, personal experiences, the culture of their home country, and so on.
With our diverse student composition, it is requested for everyone to communicate primarily in English to ensure an inclusive environment.

この集まりは、履修生とその友人たちも含めた気軽な交流を目指したものです。
より多くの履修生が交流できるように英語で開催し、研究だけではなく自身の経験や、出身地の文化を話題として提供し交流を深める場としています。
次回の開催は日程が決まり次第通知します。

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント『若手研究者のキャリアを考えるためのフォーラム #2』開催報告

【開催日】 2023年8月4日(金)10:00~12:30
【開催場所】 医薬系総合研究棟3F
【参加者(登録者)】 大学院生11名

【当日の取り組み】 京都大学オープンイノベーション機構、医学研究科呼吸器内科・芦野滋先生より留学について、日本貿易振興機構・佐竹晋先生よりJETROとグローバルなキャリアについてご講演頂き、留学に関する意見を出し合いました。

発表内容はこちらのPDFをご覧ください。

履修生が学会のポスター発表で受賞しました

履修生の劉楓さん(薬科学専攻D3)が、「日本薬学会第143年会(札幌)」のポスター発表で学生優秀発表賞を受賞しました。

第2回MIP交流会~次世代メディカルイノベーターの集い~

2023年7月21日(金)芝蘭会館別館 研修室1にて、第2回MIP交流会を開催しました。

プログラムコーディネーターの渡邉大先生より、素晴らしい学位研究を期待するというお言葉頂き、交流会が開会しました。

参加者の自己紹介の後、履修生の出口英梨子さん(2期生/医科学専攻D2)、中道園子さん(2期生/人間健康科学系専攻D3)のMIPに関する活動発表や、先輩である昨年度修了者・山脇優輝さんを招いて在学当時の活動や現在の活動などをご紹介頂きました。
その後グループに分かれて活発な意見交換が行われました。
後半からはプログラム担当教員の鈴木忍先生が参加、今後予定している海外でのキャリアパスを考えるイベントなどの紹介をされました。
新入生も多く参加し、たいへん盛会となりました。

司会は角南理己さん(2期生/医科学専攻D1)、江湘吉さん(3期生/医学専攻D2)がつとめました。

参加人数:28名(1期生:2名、2期生:5名、3期生:5名、4期生:16名)

イベントの案内(学内限定)

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント『若手研究者のキャリアを考えるためのフォーラム #1』開催報告

【開催日】 2023年6月16日(金)10:00~12:30
【開催場所】 芝蘭会館別館研修室1
【参加者(登録者)】 34名(大学院生16名、教授・准教授3名、講師・助教8名、研究員5名、企業の方2名)
学内16名、学外18名

【当日の取り組み】 5つのグループに分かれ、それぞれアカデミアのキャリアパスに関する課題を1つピックアップし、その課題の洗い出し、実例、改善策の提案等の意見だしを行い、グループ毎に発表した。

発表内容はこちらのPDFをご覧ください。

共同研究修了報告-3

以下の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。(2023/6/16)
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)

履修生の論文が掲載されました

履修生の森雄一郞さん(医学専攻D2)の論文が出版されました。

Mori Y, Matsushita K, Inoue K, Fukuma S. Patterns and predictors of adherence to follow-up health guidance invitations in a general health check-up program in Japan: A cohort study with an employer-sponsored insurer database. PLoS One 2023; 18: e0286317.
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0286317
日本語広報:https://fukuma-lab-kyoto-u.jp/post-1938/

履修生の論文が掲載されました

履修生の戸﨑泰誠さん(人間健康科学系専攻・M2)の筆頭論文が査読付き国際誌に掲載されました。(2023/4/10)

Tosaki, T., Yamakawa, M. & Shiina, T. A study on the optimal condition of ground truth area for liver tumor detection in ultrasound images using deep learning. J Med Ultrasonics (2023).
https://doi.org/10.1007/s10396-023-01301-2

Published: 04 April 2023

履修生の論文が掲載されました

メディカルイノベーション大学院プログラムに在籍する丹羽諒さんが株式会社BIOTA・土田酒造株式会社・岐阜大学との共同研究で、日本酒の生酛造りにおける特殊な微生物叢遷移を確認したことを報告する論文をJournal of Bioscience and Bioengineering誌で公開しました。丹羽さんは本プロジェクトにおいて、研究デザイン、マイクロバイオーム解析および統計解析を行いました。(2023/3/30)

詳細はこちら

4人の履修生がプログラムを修了しました

履修生の山脇優輝さん、旭拓真さん、鄒兆南さん、高見大地さんが博士の学位を取得し、当プログラムを修了しました。(2023/3/24)

学位授与式に履修生が代表として登壇しました

医学研究科の学位授与式には、博士の代表として鄒兆南さん、修士の代表として吉村侑花さんが登壇しました。(2023/3/24)

吉村さん(修士学位取得)

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント『国民の健康な生活を支えるための「薬価」と「診療報酬」』

内閣府 食品安全委員会事務局 評価第一課長である紀平哲也氏によるセミナーを開催いたしました。

・開催日時:2023年3月22日(水)10:00-12:30
  第一部:講演
  第二部:意見交換会
・開催場所:先端科学研究棟 1F セミナー室(ハイブリッド開催)
・参加人数:会場8名、オンライン59名

講師の紀平先生は厚生労働省入省後、新薬の承認審査、薬価算定・調剤報酬、薬剤師・薬局関連施策等に携わられてきました。厚生労働省保険局医療課薬剤管理官として令和4年度診療報酬改定・薬価改定を担当されています。

第一部の講演会では、「社会保障と医療保険制度」「薬価制度と薬剤費」「診療報酬・調剤報酬と薬剤師」という3つのテーマについてご講演いただきました。国際比較も含めわかりやすくご説明いただき、参加者からも「非常にわかりやすい導入から、各具体例も取り上げるなど、広範囲の内容を短時間に俯瞰できて有意義な時間でした」などのご感想をいただきました。
第二部の意見交換会では、「結局薬剤師の役割ってどう捉えたらよいの?」といった素朴な疑問にも回答いただき、楽しいアットホームな会となりました。

履修生が論文を発表しました

履修生の松下晴菜さん(人間健康科学・M1)が以下の論文を発表しました。

・「Electromagnetic Biology and Medicine」(Volume 41, Issue 4)に掲載されました。(2022/9/21発行)
Haruna Matsushita, Momoko Nagai- Tanima, Tomoki Aoyama, Masatoshi Nakamura:
“Effects of capacitive and resistive electric transfer and hot pack interventions on the autonomic nervous system in young women.”
詳細リンク

・「物理療法科学」30巻に掲載予定(早期公開中)
松下晴菜、石塚(井上)真実、谷間(長井)桃子、青山朋樹、中村雅俊
「高周波電場を用いた温熱療法による唾液アミラーゼ活性値の変化 ─表在温熱療法との比較─」
詳細リンク

履修生が学会で発表しました

履修生の松下晴菜さん(人間健康科学・M1)が以下の学会に参加し発表しました。

・2022年11月25~26日開催「第8回日本ウイメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会」(ステーションカンファレンス川崎にて)
「高周波温熱療法が若年女性の自律神経活動へ及ぼす影響」を発表し、奨励賞を受賞しました。

・2023年2月18~19日開催「物理療法合同学術大会2023」(順天堂大学御茶ノ水センタービルにて)
「高周波温熱療法によるリラクゼーション効果の検討」を発表しました。

履修生が共同執筆者として携わった書籍が出版されました

履修生の保倉祥太さん(医学D3)が共同執筆者として携わった書籍が出版されました。

「敗血症-感染症と臓器障害への対応」(中山書店、2023年1月発行)
 1章 1-4 感染症における自然免疫 (保倉祥太,竹内理)

書籍の詳細

履修生の論文が出版されました

履修生の森雄一郎さん(医学研究科D1)の論文が出版されました。

Mori Y, Duru OK, Tuttle KR, et al. Sodium-Glucose Cotransporter 2 Inhibitors and New-onset Type 2 Diabetes in Adults with Prediabetes: systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. J Clin Endocrinol Metab 2022; 108: 221–31.

詳細ページ

日本語広報ページ

履修生がカリフォルニア大学サンディエゴ校のオンサイトラボラトリーを訪問しました

English

UCSDでのシンポジウム「Transformative Innovations in Medical and Life Sciences」にて

5名の履修生が本プログラムの連携施設であるオンサイトラボラトリー(サンディエゴ研究施設)、UCSD、周辺企業等を訪問しました。(2023/2/26-3/3)

履修生がキャリア選択を広げる一助となることを目的に米国の最先端の研究現場、ベンチャービジネス等に触れるプログラムを用意しました。

今回訪問の主目的である「京都大学ライフサイエンスショーケース」(2/28)は、大学発の医学・生命領域のイノベーションの海外事業展開を促進・支援する目的で開催されており、大学研究に対する需要、どのように事業化されるのかを体感できました。
翌日、同施設で開催されたシンポジウム「Transformative Innovations in Medical and Life Sciences」に参加、Altos社のJuan Carlos Izpisúa Belmonte博士、本学の湊長博総長、山中伸弥教授らの講演を聴講しました。

また、鈴木忍教授(本学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構)が履修生を伴いサンディエゴの創薬企業を訪問しました。鈴木教授の指導の下、履修生は渡航前から訪問先で自身の研究テーマを紹介する準備を行っており、実際に現場で発表し、現場の研究者と交流、大きな刺激となりました。

そのほか、SING林公子先生からは留学に関してお話を、本プログラム担当者でもあるUCSD河野優子先生からは幅広いキャリアの可能性について示唆に富んだお話を頂きました。

今回の訪問を引率したコーディネーターの渡邉大教授は、非常に短い期間であったにもかかわらず、学生の考え方が明確に変わるのを感じることができ、彼らの将来のキャリアに大きな刺激となったと確信しています。

UCSDでのシンポジウム「Transformative Innovations in Medical and Life Sciences」にて
UCSDのDuane J Roth Auditoriumでのショーケースにて
JLABSのパティオにて
Novartisのサンディエゴサイト内にて学生による発表・議論の風景
Novartisのサンディエゴサイトの中庭にて
京都大学のオンサイトラボがあるCenter for Novel Therapeutics、木村先生とのお話の前に
La Jolla 海岸にて
La Jolla 海岸にて散策、夕日を見る

履修生の報告

丹羽諒
(医学研究科医科学専攻D1)

サンディエゴでは、現代のメディカルイノベーターと話す機会が何度か与えていただき、全員が口を揃えて「ビジネスはヒトである」ということを教えてくれた。適材適所という言葉があるが、まさにこの言葉通り、最も必要である人材を探し、協力をお願いするということがイノベーションには欠かせないということを学んだ。特に、イノベーションを起こした経験のある人にメンターとしてチームに入ってもらう事で、イノベーションに必要な要素を見極めてチームとして進めていくことが重要であると感じた。ほとんどが失敗に終わる挑戦をする上で、少しでも成功するためには、成功まで導いた経験のある人材を見つけてくることが重要になるのだと分かった。

石橋茉実
(医学研究科医学専攻D1)

私は皮膚科医として抗体医薬品を処方する機会があり、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬の難治性の皮膚病変に、分子特異的な治療薬が既存の治療薬と比較して目覚ましい治療成果を発揮する現場を目の当たりにしてきました。これまでは創薬のプロセスについて詳しくなく、自身の大学院のテーマは創薬に標準を定めたものではなかったのですが、今回の派遣を通じて創薬に対する認識が変わりました。基礎的な研究で疾患メカニズムを明らかにすることの延長上に治療薬の開発が直接的に繋がっており、疾患の究明は創薬と隣り合わせにあることが分かりました。このような貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

松本杏美莉
(医学研究科人間健康科学系専攻D2)

これまで研究室での研究活動と病院での臨床業務の経験しかなく、将来の選択肢については漠然としていた。今回の派遣を通して実際にアメリカで研究または臨床業務をされている日本の先生方のお話を伺う機会をいただき、日本に限らずグローバルに活動する選択肢を現実的に考えるきっかけになった。また、スタートアップ、ベンチャー企業の方のお話を聞く機会があり、研究活動の成果を実際に社会に実装するイメージがより鮮明になった。さらに、アメリカの大企業のラボを見学することができ、最先端の研究設備はもちろんだが、研究者間でコミュニケーションが取れるスペースが多く設置されているなど、世界をリードする研究成果を生み出す現場を生で見学でき、とても刺激になった。

青木啓輔
(薬学研究科医薬創成情報科学専攻D2)

この度は貴重な海外派遣の経験を得ることができ、お世話になった皆様に大変感謝しております。派遣前は人生はじめてのアメリカ訪問に楽しみと緊張が入り混じっていたのですが、到着後は講演の聴講、研究者との交流、ラボ見学、企業訪問など充実したプログラムを毎日エンジョイしていました。また、UCSDの広大なキャンパスを散策したり、水平線に沈む日没をみたりとひたすらサンディエゴを満喫していました。正直なところ、派遣前までは海外留学への憧れは持ちながらも自分には縁のないことだろうと思っていたのですが、今回の派遣を経て、海外で生活することがぐっと身近に感じられるようになりました。英語力不足を痛感する場面も多々ありましたが、現地で交流した先生方のように、自分も海外で活躍する人材を目指したいと思いました。
とても楽しく充実した1週間でした!

橋爪雄生
(医学研究科医科学専攻D2)

MIP、多くの関係者のご支援の元、貴重な体験をさせていただいたことに深く感謝いたします。
今回のUCSD 訪問を通じて大きく二つのことを体験させていただきました。
一つ目は、アメリカの国際的な企業で行われている研究・開発について詳しく伺ったことです。Eli Lilly、Devacell、Novaltis、Jhonson&JhonsonnによるJLABSへの訪問、Life Science Showcaseへの参加で、普段接している研究の話とは異なった、有益なお話を聞きました。
特に大手製薬企業の開発効率とそのスピード感には圧倒されました。人の手が入る箇所を極力省き、機械が作業を行なっていく様は工場を思い起こさせました。圧倒されると同時に“頭”を使って何をターゲットとして活動するかを決めることが重要になってくると感じています。
また、企業の方を前に自身の研究について聞いていただく機会を設けていただきました。コメントから企業から見て自分の研究がどのように見えるかを知ることもできました。
二つ目は、京都大学のUCSDにおけるon site LABを訪問し、北米On-site Laboratory合同シンポジウムに参加したことです。名だたる研究者の方々の講演を聞き、現地の大学院生の方と交流する等、日本では得難い経験を積むことができました。 最後になりますが、今回の訪問を通じて、自身の行う研究活動の重要性や面白さを再確認することができました。また、今後のキャリアについて改めて考える良い機会になりました。この経験を今後の糧にし、活躍できるように励みたいです。

*今回の訪問では以下の方々にたいへんお世話になりました*
林公子先生 SCIENCE and INNOVATION for the NEXT GENERATION (SING)
Eli Lily
DevaCell
和賀美和子先生 国際アウトリーチ・ディレクター UCSD
JLABS
Novartis
河野優子先生 肝臓移植内科UCSD
(訪問順に記載させて頂きました)

履修生が共同研究でピッツバーグ大学に滞在しました

English

履修生の出口英梨子さんがMIPの異分野共同研究費を使用して、ピッツバーグ大学へ短期留学(1/31-2/28)しました。

滞在先のSorkin教授と出口さん
UPMC
ダウンタウンの夜景
学びの聖堂

この度はMIPのご支援のもと、1か月間ピッツバーグ大学にて共同研究を実施しました。

滞在したピッツバーグ大学のUPMC(University of Pittsburgh Medical Center)は世界的に有名な病院で、丘の途中にいくつもの病棟が立ち並ぶ活気に満ち溢れたエリアでした。研究室の階下には40台もの顕微鏡があつまるイメージングセンターがあり、充実した研究環境に刺激を受けながら研究を行うことができました。また1か月間という短い期間でしたが、活発に研究を進めることができ、大変満足しています。

ピッツバーグ大学はダウンタウンからバスで20分ほどのところにあり、周囲にはカーネギーメロン大学や公園、博物館、美術館が多数ありました。街は学生が多く、学生向けの寮やシェアハウスが立ち並び、週末になると観光客の姿が見られました。全体的に治安が良くとても住みやすい街で、研究を行う上では良い環境だと感じました。

海外で研究するという貴重な経験ができ、MIPのご支援に感謝しております。今回の滞在で得たことを生かして、今後も共同研究を続けていきたいと思います。

(医学研究科 医科学専攻 D1 出口 英梨子)

履修生がイベントで講演しました

2023年3月5日(日)東広島イノベーションラボミライノ+で開催された高校生・大学生向けイベント「ゲノム解読から生物のプログラミング」で履修生の丹羽諒さんが講演しました。

イベントの詳細

履修生の活動が雑誌に掲載されました

履修生の丹羽諒さんの活動が、リバネス社発行の雑誌「incu・be」(vol.60、2023年春号、p24)に掲載されました。

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント Schrödinger Inc.創薬プラットフォーム「Digital Chemistry Strategy」+キャリア形成座談会

Schrödinger Inc.の技術者である高橋秀典氏によるセミナーを開催いたしました。

・開催日時:2023年2月21日(火)10:00-12:30
・開催場所:医薬系総合研究棟 講義室C
・参加人数:会場8名、オンライン28名

Schrödinger Inc.は創薬、バイオロジクス、材料分野の研究開発に応用できるソリューションの提供を行っており、多くの研究者と関連が深い企業です。

  • 第一部:Schrödinger Inc.の創薬プラットフォーム「Digital Chemistry Strategy」について
  • 第二部:高橋氏やSchrödinger Inc. の日本法人の社長である佐藤氏、Senior HR Managerである中川氏と共に研究者のキャリアに関する座談会

第一部の講演会では、「Digital Chemistry Strategy」の最新成果を中心に、創薬スキームにおいて今後益々存在感の高まる計算プラットフォームの発展と将来像についてご講演いただきました。
第二部の座談会では、転職やステップアップに対する心構えなど、講師の方々の経験談をもとに、学生さんに向けてエールを送っていただきました。

本セミナーは以下のとおりお力添えいただき開催いたしました。
【共催】
京都大学「医学領域」産学連携推進機構
京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム
創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム モダリティ探索ユニット
(精密合成技術に基づくハイブリッド型ニューモダリティ創製の創薬支援)
【後援】
京大薬友会、大阪大学薬友会

イベント案内はこちら

第11回MIPセミナー

  • 開催日:2023年2月9日(木)
  • 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
  • 講 師:坂東博人先生

今回のセミナーでは、昭和電工マテリアルズ(株)ライフサイエンス事業本部再生医療事業部長の坂東博人先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは土橋昌平さん、大槻拓也さん(どちらもMIP履修生、創発医薬科学D1)が務めました。

参加者:会場24名、オンライン30名(内、履修生8名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

坂東博人先生からのメッセージ

履修生の皆様は、アカデミアに残るか?企業に進むか?人生で大きな意思決定が求められる時期かと思います。自分で決められる場合もあれば、私も経験したリストラのように一方的に通達されることもあります。それでも与えられた環境で全力に取り組めば、そこでの経験は、自らのマルチなキャリア形成に繋がっていくと思います。本日、お話させて頂いたように、将来有望な皆様も「自分の夢」に向かって活き活きと頑張って頂ければと思います。

ホスト 大槻拓也

坂東先生には、ご自身の企業での研究および新規治療モダリティが持つ課題に注目それをしたビジネス展開についてご講演いただき、優れた技術を患者のものへと還元する難しさを感じ、大変勉強になりました。講演の中で強調されていたように、「患者にコミットする」・「誠実に物事に向き合う」ことを改めて意識し、今後の研究に励みたいと感じました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

ホスト 土橋昌平

この度セミナーのホストを務めさせていただき、講演者の方への連絡や準備などを初めて行う中で大変多くのことを学ことができました。また講演者である坂東先生からはCDMO企業の実態について詳しく教えていただき、今後の医療の発展に欠かせない細胞治療の最新の動向について知ることができました。僕自身、高分子医薬品や細胞治療医薬品などの扱い方に興味を持っていたので、大変興味深く拝聴しました。そして、製薬企業とはまた違った特徴を持つCDMO企業のお話を聞いて、キャリアパスに新たな選択肢を得る機会となりました。この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

履修生の論文が掲載されました

Frontiers in Microbiology

メディカルイノベーション大学院プログラムに在籍する丹羽諒さんが株式会社BIOTA・土田酒造株式会社・岐阜大学との共同研究で、日本酒の生酛造りに重要な蔵付き微生物を探索した研究について報告しました。丹羽さんは本プロジェクトにおいて、マイクロバイオーム解析および統計解析を行いました。

履修生が最先端の解析機器を使用して研究を行いました

精神疾患に関連する免疫細胞を特定するために、先端バイオメディシン解析技術室が所有するHyperionを使用し、イメージングマスサイトメトリーとシングルセルプロテオーム解析を行い、精神疾患脳における分子発現と細胞分類、細胞遷移を調査しました。

金属ラベリングした数十種類の抗体を同時に染色し、視覚化できるHyperionは世界でも限られた研究機関でしか所有されておらず、世界最先端の研究を行えたことはとても恵まれていると感じました。

(山脇優輝/履修生・医学専攻・D4)

●山脇さんの共同研究報告書

●医学研究支援センター 先端バイオメディシン解析技術室

京都大学卓越ワークショップ2022

日時:2023年1月30日(月)13時~16時
場所:京都大学国際科学イノベーション棟5階
対象:卓越大学院プログラム履修生、プログラム関係教職員、京都大学の学生、教職員
主催:京都大学大学院教育支援機構 

本学で実施している博士課程教育プログラムの学生、教職員が集い、「壁を超える」をテーマに「京都大学卓越ワークショップ2022」が開催されました。プログラム間の連携を目指して研究発表、プログラム紹介を行いました。

最初に京都大学総長の湊長博先生から自身の研究活動を究めるのはもちろんのこと、時には社会を俯瞰し自分の立ち位置や他分野との連携を図り、真の意味での良い研究を行う重要性について海底と水面を垂直に行き来するクジラの潜水をたとえにお話しを頂きました。

その後各プログラムから取組の紹介があり、MIPからはコーディネーターの渡邉大教授よりMIPの目指す人材像について紹介、3つの卓越大学院プログラムの協働の可能性について発表がありました。
履修生の医学専攻博士4年山脇優輝さんは研究紹介、プログラムでの活動、キャリアについて発表があり、たいへん力強いビジョンであるとのコメントを頂きました。

続くポスターセッションでは、プログラム教員と履修生が研究紹介、発表を行い、総長もお迎えし研究について議論が盛り上がりました。

MIPのポスター発表者は以下の通りです。

ポスター発表者名所属・職名/学年
安田 圭子医学研究科 助教
八木 宏樹医学研究科 助教
北 悠人医学研究科 医科学専攻 D3
丹羽 諒医学研究科 医科学専攻 D1
NI XUEJUN医学研究科 医学専攻 D4
橋爪 雄生医学研究科 医科学専攻 D2
松本 杏美莉医学研究科 人間健康科学系専攻 D2
藤 浩平医学研究科 医学専攻 D3

共同研究修了報告-2

(2023年1月23日現在)

以下8名の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)

第10回MIPセミナー

  • 開催日:2023年1月13日(金)
  • 会 場:先端科学研究棟1階セミナー室(ハイブリッド開催)
  • 講 師:高橋克先生

今回のセミナーでは、公益財団法人田附興風会・医学研究所北野病院・歯科口腔外科主任部長の高橋克先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは勝島倫子さん(MIP履修生、人間健康科学系D1)、竹内友規さん(MIP履修生、医学D1)が務めました。

参加者:会場10名、オンライン24名(内、履修生6名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

髙橋克先生からのメッセージ

履修生の皆様に何か役立つことがあればと、30年来取り組んできました「歯生え薬」の研究開発の経験を振り返らせて頂きました。研究においても一つのテーマに継続して取り組むことは力になること。その過程でできた研究仲間(師匠、先輩、同期、後輩、弟子)を大切にしていくこと。企業よりの専門的支援を積極的に活用し、産官学連携を実践すること。キャリア形成には多様な選択が存在する時代になってきていることを感じて頂ければ幸いです。

ホスト 竹内友規

髙橋先生には、これまでの研究歴に加え、基礎研究から臨床試験に至るまでのそれぞれの過程と課題設定について詳しくご講演いただき、今後歯科医療におけるイノベーションを目指す上で大変参考になりました。また、大学院時代の仲間や師匠が大切な財産になるというお言葉が強く印象に残りました。貴重な機会をいただきありがとうございました。

ホスト 勝島倫子

髙橋先生には、研究内容を初学者にも分かりやすく説明していただき、とても興味深くご講演を拝聴しました。どのような過程を経て歯生え薬が誕生したのか、広い視野を持って研究を切り拓いていく過程に感銘を受けました。また、仲間に恵まれながら研究を続けてこられたというお話から、私も先生や先輩などまわりにいる方を大切にし続けようと改めて感じました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

Takeshi Egawa博士講演(医化学分野竹内研究室、MIP共催)

2022年12月16日(金)医学部A棟セミナー室にて、Takeshi Egawa博士のご講演「Cell proliferation and stemness, a lesson from tumor suppression」がありました。

参加人数は、オンサイト25名、オンライン15名でした。

セミナーの詳細 | 竹内研究室ホームページ

Hans-Reimer Rodewald博士講演(医化学分野竹内研究室、MIP共催)

2022年12月12日(月)医学部A棟セミナー室にて、Hans-Reimer Rodewald博士のご講演「Deconvolution of steady state and perturbed hematopoesis by fate mapping and barcoding」がありました。

参加人数は、オンサイト25名、オンライン28名でした。

セミナーの詳細 | 竹内研究室ホームページ

第9回MIPセミナー

  • 開催日:2022年12月9日(金)
  • 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
  • 講 師:堀清次先生

今回のセミナーでは、株式会社VC Cell Therapy取締役の堀清次先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストは鍛治屋麻子さん(MIP履修生、医学D2)、大前恵利夏さん(MIP履修生、医学D1)が務めました。

参加者:会場11名、オンライン23名(内、履修生8名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

堀清次先生からのメッセージ

学生の方々に何をお伝えすればよいか考えることで、自分のキャリアと時代を振り返る良い機会となりました。
医療は規制が強い一方で、新たな考え方も次々と生まれています。京都大学で真摯に研究に取り組んでいる皆さんには、研究以外でもさまざまなチャンスをみつけて掴み、社会に貢献していくことができると思います。

ホスト 鍛治屋麻子

堀先生には、先生の経歴と絡めた研究業界の変遷についてご講演いただきました。お話の随所に、研究を進める/製薬に携わる上で大事な心得がちりばめられており、大変勉強になりました。また、多様な経歴をお持ちの先生からお話を聞けたことで、研究者にも多様な選択肢があることを知ることができ、将来について再考する良い機会となりました。ありがとうございました。

ホスト 大前恵利夏

堀先生がこれまで歩まれてきた道、研究開発と業界の変遷について、初学者にもわかりやすくお話して頂き、とても楽しい時間でした。また、私たちのチャンスのお話を聞かせて頂き、今後より幅広い視野をもって挑戦したいと思いました。ホストとしてこのような貴重な機会に参加させて頂きましたこと、大変うれしく思います。ありがとうございました。

共同研究修了報告

(2022年12月9日現在)

以下の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)

Natureワークショップを開催しました

2022年11月18、21、22、24日の4日間、完全オンラインで「Getting Published」と題したワークショップを開催しました。
これは昨年度実施した履修生アンケートを反映したもので、英文での論文執筆に全般にかかる内容:”Effective Academic Writing,” “Logical Manuscript Structure,” “Preparing Figures,” “Successful Submission Strategies” のテーマで4日間にわたり受講しました。
多くの履修生が受講し、下記のような感想が寄せられました。

・実践的な内容で良かった。今後もぜひ継続的に開催してほしい
・非常に体系立てられた授業であり有意義
・今まで論文執筆のセミナーを複数受講したことがありますが、これほど有意義なセミナーははじめて
・英語能力が低い中での英語での執筆だからこそ、英語で解説を視聴することに価値がある

詳細ページ | Wrap-up report

第8回MIPセミナー

  • 開催日:2022年11月21日(月)
  • 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
  • 講 師:中村和弘先生

今回のセミナーでは、名古屋大学大学院医学系研究科統合生理学教授の中村和弘先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストはMIP履修生の大谷知寛さん(薬学D2)が務めました。

参加者:会場22名、オンライン45名(内、履修生8名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

中村和弘先生からのメッセージ

今、将来に不安を感じる若い研究者が多いかもしれませんが、自分が信じるサイエンスを一心に追究していれば何とかなるものです。まずは、一生を賭けても良いと思える大きな研究テーマを見つけて下さい。そして、「他人と違うこと」「枠からはみ出ること」を恐れずに、唯一無二であることを追求して下さい。必ず誰かが見ています。

ホスト 大谷知寛

中村先生には体温調節や心理ストレス、飢餓に適応するための神経回路の仕組みと、キャリア形成についてお話いただきました。生理学の根本的な問いに答えてこられた先生の独創的な研究に憧れを抱きました。また、研究キャリア形成の選択肢やその選択を行う際の考え方を知ることができ、大変有意義でした。貴重な機会を頂きありがとうございました。

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント ASHBi-MIP英語プレゼンテーション演習会

2022年11月15日(火)医学部構内先端科学研究棟セミナー室において、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択された本学ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)のメンバーと連携し英語プレゼンテーション演習会を開催しました。
冒頭、医学領域産学連携推進機構 鈴木教授の開会挨拶に続き、ASHBiの研究者がそれぞれの研究について紹介しました。
英語でのプレゼン力アップを目指し様々な分野から7名の大学院生、若手研究者が自身の選んだテーマで発表しアドバイスを受けました。
発表終了後、参加者に最優秀口頭賞等の表彰があり、今後の研究活動に役立てて頂くように、発表スキル向上のポイントを記したアドバイスシートをお渡ししました。
さらに、ASHBi 信田誠リサーチコーディネーターからの閉会挨拶の中で、発表者の努力と熱意を称えるとともに、プレゼンテーション上達のためには、発表経験を積むことに加え、他の方の発表からも学びを得ることが重要である、との助言を頂きました。

〈ASHBi研究紹介〉
・CHEN Chih-yan 特定助教
・堤 璃水 特定助教
・LAWRENCE Moyra 特定研究員

〈オーラルセッション、ポスター発表〉

受賞者所属・学年
最優秀口演賞樽澤 優芽子農学研究科 森林科学専攻 D1
最優秀演題賞増尾 優輝医学研究科 医学専攻 D1
優秀演題賞Ziadoon Al Akashi医学研究科 医学専攻 D3
優秀演題賞(ポスター)吉田 常恭医学研究科 医学専攻 D4 
優秀演題賞大林 祐樹医学研究科 医学専攻 D3
MIP奨励賞川北 奈美人間・環境学研究科 共生文明学専攻 D2
MIP奨励賞山田 真太郎医学研究科 放射線遺伝学分野 助教

イベントの詳細

Michael C. Bassik博士講演(医化学分野竹内研究室主催、MIP共催)

2022年11月11日(金)医学部A棟セミナー室にて、Michael C. Bassik博士のご講演「Development of High-Throughput Functional Genomics Tools to Identify New Cancer Drug Targets」がありました。

約20名の方にご参加いただきました。

セミナーの詳細 | 竹内研究室ホームページ

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント「Publishing in Chem and Cell Press」

・開催日時:2022年11月8日(火)15:00-16:30
・開催場所:医薬系総合研究棟 講義室A
・参加人数:会場19名、オンライン34名

Cell PressのエディターであるVjekoslav Dekaris博士に、論文執筆のコツなどについてご講演いただきました。
有機合成に特化したワークショップであり、薬学研究科薬品分子化学分野の中寛史准教授がファシリテーターを務めてくださいました。
第2部の論文個別添削指導では、3名の論文要旨に対してDekaris博士が直接指導を行い、活発な意見交換が行われました。
また、他の3名の論文要旨に対してはメールにて添削指導が行われました。

イベントの詳細

OIST-KU Joint Workshop -Challenges in Biomedical Complexity-

2022年11月2日(水)~4日(金)沖縄科学技術大学院大学(OIST)と京都大学が「OIST-Kyoto University Joint Workshop -Challenges in Biomedical Complexity-」を開催し、MIP履修生4名とMIP教員の安田圭子助教がYoung Scientist Short Talk Sessionに参加しました。
ワークショップのテーマは「Challenge in Biomedical Complexity」で、OIST、京都大学から約30名の研究者が参加し3日にわたり研究発表、交流を行いました。

ワークショップに合わせて本学湊総長と岩井理事が表敬訪問し、スバンテ・ペーボ教授のノーベル賞受賞のお祝い、今後の連携について意見交換を行いました。
総長、理事もワークショップの交流会に参加し、MIPプログラム担当者、履修生と研究やMIPの活動について直接対話する良い機会となりました。
プログラムコーディネーターの渡邉大教授、プログラム担当者の竹内理教授らも参加し、MIP履修生や活動について紹介しました。

ワークショップの最終日にはOISTの大学院生、ポスドクのみなさんが施設見学のガイドを務めてくださいました。沖縄の明るい陽射しと豊かな自然環境と共存する建物、研究者のこだわりが反映された実験棟、様々なバックグラウンドの研究者を受け入れる居住区など国際的にも高い評価を得ています。

〈参加履修生〉
旭拓真、北悠人、奥田瑠璃花、出口英梨子

〈参加履修生の発表の様子と感想〉

旭 拓真(医科学専攻 博士後期3年)
この度は素敵なワークショップに参加することができ、とても幸いでした。
美しい海と快適な気候、素晴らしい構内デザインと研究環境、そして何より活発なOIST研究者との交流を堪能した三日間でした。
コロナ禍の長いオンサイト自粛期間を吹っ飛ばすような刺激的な会でした!
開催にあたりご尽力いただいた方々にあらためて感謝いたします。
どうもありがとうございました。

出口 英梨子(医科学専攻 博士後期1年)
京大とOISTのトップ研究者の方々の発表を聞く貴重な機会をいただきありがとうございました。
MIPの学生やOISTの学生と交流することができ、大変有意義な時間となりました。

北 悠人(医科学専攻 博士後期3年)
初めてOISTに訪れましたが、研究環境の違いに驚きました。建物の外観はもちろんですが、何より驚いたのは外国人研究者の多さです。まるで海外の大学に来たかのようでした。また、どのセッションも多くの質疑応答があり、OISTの若手研究者の方々と議論することができ、多くの刺激を得ました。
こういったワークショップをきっかけに共同研究などのつながりが増えていくといいなと思いました。

奥田 瑠璃花(医科学専攻 博士後期2年)
この度は第1回目のOIST-KU workshopに参加をすることができ、とても貴重な経験ができました。発表者の研究内容が異なる分野だったのでとても良い刺激になりました。OISTのキャンパスはとてもきれいで、世界中の研究者が研究を行っていて研究を行う上ではとてもよい環境だと感じました。OISTとKU双方のオーガナイザーの方々にはとても感謝をしています。また来年もこのようなワークショップに参加できれば良いなと思います。

京都大学での紹介ページ | Workshopの概要

第7回MIPセミナー

  • 開催日:2022年11月7日(月)
  • 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
  • 講 師:船曵康子先生

今回のセミナーでは、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の船曵康子先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストはMIP履修生のNI XUEJUNさん(医学専攻D4)と医学部6回生の土井ゆかりさんが務めました。

参加者:会場14名、オンライン65名(内、履修生14名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

船曵康子先生からのメッセージ

「良い仕事をしなさい。自ずと道は拓けます。」留学先のボスが言っておられました。
時間はかかるかもしれませんが、どこからともなく理解者が増え、応援してくれるからでしょう。今の取り組みは未来に活きてきますので、時間軸、分野軸ともに視野広く、信念を持って取り組んで、困ったときには信頼できる人に相談してみてください。

ホスト NI XUEJUN

船曵先生は現職の発達障害の学術研究からキャリアまでについてお話頂きました。
キャリアのその時々で自分自身の価値観を見つけ、自分を貫いて学んでいく大切さ及びある時の柔軟性が必要であることを思わせて頂きました。
今回留学生の私はホストとし、MIPセミナーに参加させていただき、船曵先生にお声がけ頂きこのような機会に恵まれました。とても有意義な機会をありがとうございました。

ホスト 土井ゆかり

学術的な研究だけでなく、実際に困っている人達のために社会の仕組みも整えられたお話をとても興味深く拝聴させていただきました。
自分の信念に従って道なき道を切り開いて来られた過程に感銘を受けるとともに、私も将来そうありたい、そうなれるよう努力したいと思わせていただいたご講演でした。船曵先生、参加された皆様方、ありがとうございました。

履修生が執筆した論文が掲載されました

履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)の共著論文が、Bioscience, Biotechnology & Biochemistryに掲載されました。(2022/10/22)

詳細ページ

履修生が執筆者として参加した書籍が出版されました

MIP履修生の鄒兆南さん(医科学専攻D3)、丹羽諒さん(医科学専攻D1)が共同執筆者として参加した書籍『バイオDBとウェブツール ラボで使える最新70選』(実験医学増刊 Vol.40 No.17)が出版されました。(2022年10月20日発行)

書籍の詳細

第6回MIPセミナー

  • 開催日:2022年10月19日(水)
  • 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
  • 講 師:髙橋淳先生

今回のセミナーでは、京都大学 iPS細胞研究所所長・教授の髙橋淳先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストはMIP履修生の杉本涼裕さん(医科学専攻D3)と医学部6回生の土井ゆかりさんが務めました。

参加者:会場17名、オンライン57名(内、履修生19名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

髙橋淳先生

自分が目指すゴール(問い)を明確にイメージし、そこから逆算して今の行動を起こすことが重要だと思います。ゴールの設定は大胆かつ慎重に。また進路変更の勇気も必要。ゴールを遠くに定めれば多少の寄り道は誤差範囲です。信念をもって進んでいれば必ず仲間に出会います。そして、自分と仲間を愛すること。

ホスト 杉本涼裕

先生のお話を拝聴し、臨床試験に至るまでの研究の歩みや、先生が大切にしておられる考え方・価値観を知ることができました。今後の自分自身のキャリアを考える上で勉強になる部分も多く、大変貴重な機会となりました。また、今回は非常に多くの方にご参加いただき、ホストとして嬉しい限りでした。髙橋先生をはじめ、皆様ありがとうございました。

ホスト 土井ゆかり

iPS細胞が実際にどのような研究、治験を経て臨床までたどり着いたのか、先駆者の目線から知ることができて面白かったです。特に、研究内容の概念が世界初だったために試験の基準づくりから始めたお話には驚きました。ご講演を聞いていてとても楽しかったです。貴重な機会をいただきありがとうございました。

BioJapan参加

2022年10月12日(水)~14日(金)パシフィコ横浜で開催されたBioJapanの展示会場内特設ステージにて、プログラム担当教員の井貫恵利子先生がメディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)について30分間の紹介を行いました。
製薬企業、他大学から数十名の聴講者があり、MIPに関する資料を展示したブースにも多くの来訪者がありました。
BioJapanはアジア最大のバイオ関連ビジネスパートナリングイベントです。

履修生がカナダの学会で発表しました

MIP履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)が以下の内容でTMM2022 Meeting(10/2-5@バンクーバー)にてポスター発表をしました。

#225
Exploring parameters influencing precision gene editing in human iPS cells using laboratory automation

#49#216
The Next Scale of DNA Assembly, iPSC Culturing and Editing

(写真は左から、丹羽、コンコルディア大ベンジャミン・スコット博士、京都大iPS細胞研クヌート・ウォルツェン准教授)

第5回MIPセミナー

  • 開催日:2022年9月9日(金)
  • 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
  • 講 師:新藏礼子先生

今回のセミナーでは、東京大学定量生命科学研究所教授の新藏礼子先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や女性研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。

ホストはMIP履修生の石橋茉実さん(医学専攻D1)と医学部1回生の紺屋葵さんが務めました。

参加者:会場11名、オンライン36名(内、履修生17名)

セミナーの詳細 | アーカイブ動画(学内限定)

新藏礼子先生からのメッセージ

当日にもお話しさせていただきましたが、自分が何をやりたいか、というゴールをイメージして進んでください。心が折れそうになることは何度でもありますが、頑張って続けていれば棄てる神あり拾う神あり、でどこかであなたを見ていて助けてくれる方がいます。Never give up.です。

ホスト 石橋茉実

MD出身の女性研究者という共通項から今回のホストを務めさせていただきました。研究者のキャリアについて話を伺う機会は一般的なセミナーではなかなか得られないものであり、先生のバイタリティ溢れる半生や、応用を目指した研究内容を分かりやすく知ることができ大変有意義な時間を共有させていただきました。ありがとうございました。

ホスト 紺屋葵

生き生きとした語りに引き込まれ、とても興味深くご講演を拝聴しました。実体験での疑問を元になされている研究を分かりやすく説明下さり、研究の面白さを感じました。京都大学の卒業生で女性研究者としてご活躍されている先生のお話を伺うことは、自分自身の将来のキャリアを考える良いきっかけとなりました。貴重な機会を下さりありがとうございました。

【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント『Science Publishing Myths and Legends』

Nature誌のシニアエディターであるZoltan Fehervari博士に、論文執筆のコツなどについてご講演いただきました。司会は履修生の角南理己さん(医科学専攻M2)が務めました。

  • 開催日時:2022年8月26日(金) 14:00~15:30
  • 開催場所:医学部構内先端科学研究棟1階セミナー室(Zoom併用)
  • 参加者数:会場8名、オンライン148名

イベントの詳細

履修生が執筆者として参加した書籍が出版されました

MIP履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)が共同執筆者として参加した書籍『代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸』(実験医学 2022年9月号 Vol.40 No.14)が出版されました。(2022年8月19日発行)

書籍の詳細

第1回MIP交流会 ~次世代のメディカルイノベーターの集い~

2022年7月22日(金)芝蘭会館別館 研修室1にて、第1回MIP交流会を開催しました。

最初にプログラムコーディネーターの渡邉先生から「一番望むことは良い研究」との開会のご挨拶を頂きました。続いて、参加者の自己紹介、履修生のMIPにおける活動について4人の履修生が話題提供を行いました。発表後のフリータイムの時間には、会場に展示しているポスターの質問をしたりそれぞれの研究や将来について語り合い、履修生同士の交流を深めました。最後にプログラム担当教授の鈴木先生から「人とのつながりが一番の財産であり、卓越大学院はまさにその財産を得る場である」と閉会のご挨拶を頂きました。

(参加履修生:20名)

イベントの詳細

参加者の感想
・先輩にお話を聞いたり、横のつながりができてとても有意義で楽しい時間でした!
・ほかの履修生、特に学年が近い学生の研究のすすめ方を知って、よかった。
・自分の研究について、他の分野の履修生の方々に直接紹介・意見交換することができて、非常に有意義でした。
・すごく勉強になりました。入学してから、初めてたくさんの履修生と対面で交流することができました。
・途中参加でしたが、盛り上がっている様子が久しぶりで楽しかったです。
・様々なバックグラウンドの方と交流できて、とても有意義な時間だった。

Veit Hornung博士講演(医化学分野竹内研究室主催、MIP共催)

2022年7月19日(火)ハイブリッド開催(会場・医学部A棟103,107室およびZoom)にて、Veit Hornung博士のご講演「Detection of double stranded RNA by the NLRP1 inflammasome」がありました。

約40名(会場参加:30名弱、オンライン:12名)の方にご参加いただきました。

セミナーの詳細 | 竹内研究室ホームページ

第1回MIPキャリアパスセミナー『新時代のキャリア形成相談会』

  • 開催日程:2022年6月21日(火)
  • 開催場所:医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1Fセミナー室(ハイブリッド)
  • 参加者数:44名(参加登録者数)

本セミナーは、将来への様々な不安や悩みを抱える、あるいは色々な選択肢の情報収集をしたい学生さん・若手研究者を対象に、今後のキャリア選択を考える機会としていただくことを目的としています。 第一部では多様な経歴を有する講師の先生方からご講演いただき、第二部では講演者と参加者との個別相談会を実施いたしました。講師陣のキャリアにおける多岐に渡る進路選択のポイントを共有いただくことで、参加していただいた方々の幅広いキャリアの選択肢を共に考える機会となりました。

セミナーの詳細 | 報告書 | 質疑応答集

PO現地訪問

2022年6月3日(金)PO現地訪問が実施されました。プログラムオフィサーの先生の前で、MIP履修生6名が研究発表を行いました。

山脇 優輝(医学研究科 医学専攻 D4(L4)創薬医学講座)
NI XUEJUN(医学研究科 医学専攻 D4(L4)生体情報科学)
磯村 望(医学研究科 医学専攻 D3(L3)糖尿病・内分泌・栄養内科学)
増田 達哉(医学研究科 人間健康科学系専 D2(L4)癌創薬イノベーション研究室)
松本 杏美莉(医学研究科 人間健康科学系専攻 D2(L4)臨床認知神経科学)
橋爪 雄生(医学研究科 医科学専攻 D2(L4)生体情報科学)

ZEROGATEキックオフイベント(MIP共催)

2022年3月31日(木)、MiP共催企画として、ZEROGATE(医療学生と企業を繋ぐプラットフォーム:代表 京都大学医学部5回生黒岩駿氏)キックオフイベント『変化する医療業界。医療者の新たな可能性・キャリアプランを考える。』を開催しました。
30を超える大学・企業より180名(学生150名強、企業・大学関係者30名強)以上の方がご参加くださいました。

[アジェンダ]
9:30 開会挨拶+趣旨説明(ZEROGATE代表 京都大学医学部4回生 黒岩駿氏)
9:40 背景説明(京都大学大学院医学系研究科「医学領域」産学連携機構 鈴木忍氏)
9:50 医薬系の学生代表4名によるパネルディスカッション
10:20 キャリア経験談①(HiLung株式会社 代表取締役CEO 山本祐樹氏)
10:30 キャリア経験談②(ルカ・サイエンス株式会社 取締役社長CEO サイリック氏)
10:40 社会が求める人物像
(株式会社ファンリーシュ 事業開発/コーチ、3Mジャパン人事本部長 川崎恵理氏)
10:55 交流会について説明(ZEROGATE)
11:00 交流会
11:25 閉会挨拶(ZEROGATE代表 京都大学医学部4回生 黒岩駿氏)

11時からの交流会には40名を超える方が参加いただき、活発な意見交換が行われました。

今後も医療学生と企業の方々の交流を深めるため、定期的にイベントを開催する予定です。

[主催] ZEROGATE
[共催] 京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム、京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構

ZEROGATEについてはこちら:https://zerogate0.com/

イベントの案内

学術講演会「脳内における目的地設定と探索シミュレーション」(MIP共催)

2022年3月25日(金)伊藤 博先生(Max Planck Institute for Brain Research)のご講演「脳内における目的地設定と探索シミュレーション」“Neural Circuits for Navigational Simulations Toward the Brain’s Internally-set Goal” が基礎医学記念講堂にて開催されました。

参加者:30名程

(主催)医学研究科生体情報科学講座
(共催)京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)

イベントの案内

履修生の論文が国際ジャーナルに掲載されました

MIP履修生・山脇優輝さん(医学専攻D3)の論文が国際ジャーナル「Current Research in Neurobiology」 (Volume 3, 2022, 100028)WEB版に掲載されました。
詳細はこちら

また、京都大学のホームページにも紹介されました。(2022/2/17)
詳細はこちら

第4回MIPセミナー

  • 開催日:2021年12月20日(月)
  • 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
  • 講 師:石井明子先生

今回のセミナーでは、石井明子先生(国立医薬品食品衛生研究所・生物薬品部長)を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や女性研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
会場は藤多記念ホールにて、ハイブリッド開催で行われました。
ホストは薬学研究科博士2回生の安藤千紘さん、幡鎌輝さんに務めていただきました。薬学部の学部生の方にも多くご参加いただきました。
参加者:64名(会場31名、Zoom33名(履修生13名))

セミナーの詳細 | 当日の動画(学内限定ページ)

医薬学×生物物理特別セミナー

2021年12月4日(土)、生物物理若手の会とMIP共催企画としてオンラインセミナー「医薬学×生物物理特別セミナー」を開催いたしました。京都大学および他大学の自然科学系各学部・大学院所属学生を中心に約40名の方がご参加くださいました。
本セミナーは生物物理系・医薬系各分野から各3名ずつの計6名の登壇者による研究内容の紹介が行われました。

登壇者の方のお名前とご所属は以下になります。

寺川 剛 先生(京都大学・大学院理学研究科・生物科学専攻 生物物理学教室)
濱口 航介 先生(京都大学・大学院医学研究科 生体情報科学分野)
前田 信太郎 先生(京都大学・大学院医学研究科 形態形成機構学分野)
赤木 宏太朗 先生(京都大学・大学院医学研究科 医化学分野)
須藤 麻希 先生(大阪大学・大学院理学研究科・生物科学専攻 理論生物学研究室)
宮崎 侑 先生(京都大学・大学院薬学研究科 生体分子認識学分野)

医学分野からは分子動態、高次脳機能、免疫、病理といった多岐に渡る領域が、生物物理分野からは、構造生物学、イメージング、シミュレーション、理論計算といった様々な方法論が紹介されました。各登壇者は他分野の研究者と日常接する機会は少ないとのことで、普段まず一同に会することのない集まりとなりました。時間が足りなくなるほど盛んに質疑応答が交わされ、対象分野が異なっていても核心にある問題意識が生命科学分野に共通のものであること、そして多くの参加者が異分野交流を望んでいる状況を垣間見たように思いました。

一方、分野によって議論の過熱ぶりには温度差もありました。講演終了後に、オンラインディスカッションを行い、参加者をグループに分け講演内容についてのディスカッションを試みたものの議論の深め合いに不十分さが残り、個別のテーマ毎に時間をかけて学び合う場を設ける必要性も感じました。しかし研究分野の細分化が過度に進みつつあるこの現代において、研究分野の垣根を超えて互いの研究内容を議論し合える場を学内に設けられた点で今回のセミナーは大きな意義があったと思います。

本セミナーは生物物理若手の会に所属するMIPの大学院生が、関西圏の複数の大学の大学院生の方々と共に企画、広報、当日の運営まで中心となって進めて下さることで実現しました。若手研究者らの企画力の高さに脱帽させられるとともに、組織を超えた異分野交流にかける彼らの強い情熱を実感しました。

ライフサイエンスは多様なバックグラウンドを有する研究者間の智慧の交流によってこそ発展するものと思います。本企画を通じて、MIPおよび京都大学の医薬系分野が異分野交流に基づいた研究の発展に具体的に寄与できる環境となれるかどうか問われているように感じました。

京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム&生物物理若手の会関西支部共催

医薬学×生物物理特別セミナー
開催日時:2021年 12月4日(土) 13:00~16:30, Zoomを用いたオンライン形式で開催

〈運営委員〉
代表:
鈴木忍(京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構 特定教授)
通山潔(京都大学大学院医学研究科 京都大学大学院生命科学研究科 特定助教)
荒谷剛史(京都大学大学院医学研究科 博士後期課程 2 年)

広報:
高橋大地(大阪市立大学大学院理学研究科 博士後期課程 2 年)
杉下友晃(大阪大学蛋白質研究所 博士研究員)

講演:
黒川南(神戸大学大学院理学研究科 博士後期課程 1 年)

当日資料:濱岡紀之(大阪大学蛋白質研究所 博士後期課程 1 年)

2021年11月9日(火)

公益財団法人関西生産性本部「創立65周年記念 企業の人材ニーズと大学院教育のマッチングを考えるシンポジウム」の基調講演にて、 当プログラムが紹介されました。
https://www.kpcnet.or.jp/seminar/?mode=show&seq=2092%EF%BC%89

 

BioJapanブース展示

2021年10月13日(水)~15日(金) パシフィコ横浜で開催されたBioJapanに本学 医学研究科 医療領域 産学連携推進機構が出展し、メディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)が紹介されました。

BioJapanはアジア最大のバイオ関連ビジネスパートナリングイベントです。

第3回MIPセミナー

  • 開催日:2021年8月27日(金)(Zoom開催)
  • 講 師:河野優子 先生

河野優子先生(カリフォルニア大学サンデイエゴ校肝臓移植内科臨床教授)を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究やキャリア形成についてオンラインでご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の中村和史さん(医学・D3)、医学部5回生の宮脇里奈さんに務めていただきました。

参加者 39名(履修生 8名)

・セミナーの詳細

MIP新入生ガイダンス

7月より履修を開始するMIP履修生を対象に、2021年6月16日(水)に「MIP新入生ガイダンス」を行いました。

・学内限定ページで動画をご視聴いただけます。

第2回MIPセミナー

  • 開催日:2021年5月21日(金)(Zoom開催)
  • 講 師:向山洋介 先生

向山洋介先生(米国国立衛生研究所 (NIH)、国立心臓・肺・血液研究所 (NHLBI) テニュア主任研究員)を講師としてお招きし、これまでの研究やキャリア形成についてオンラインでご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の旭拓真さん(医科学・D2)、大曽助さん(医科学・M2)に務めていただきました。

参加者 28名(履修生 11名)

・セミナーの詳細

第2回医薬系研究交流サロン

  • 開催日程:2021年4月19日~21日

今回のサロンには421名がご参加くださり、オーラル発表40演題、ポスター発表146演題をご発表いただきました。3日間のトータルページビュー数は37,792ビューとなりました。

以下のMIP履修生が受賞されました。

  • 保倉祥太さん(医学・D2)「ベストプレゼンテーション賞」
  • 高見大地さん(薬科学・D2)「MIP履修生特別賞」

詳細ページ | アワード発表はこちら