発表者の報告
氏名 | PAN XUCHI |
所属 | 医学研究科 医学専攻 D3, 実験動物学 |
学会名 | The 36th International Mammalian Genome Conference (IMGC) |
開催日程 | 2023年3月28日~3月31日 |
開催場所 | つくば国際会議場 |
学会URL | https://www.imgc36.org/index.html |
発表の演題名 | Study on proteins and glycans that play an important role in bone marrow homing of hematopoietic stem cells |
氏名 | 松下 晴菜 |
所属 | 医学研究科 人間健康科学系専攻 M1 |
学会名 | 日本物理療法合同学術大会2023 |
開催日程 | 2023年2月18日~2月19日 |
開催場所 | 順天堂大学御茶の水センタービル |
学会URL | https://www.jcbapt2023.com |
発表の演題名 | 高周波温熱療法によるリラクゼーション効果の検討(詳細PDF) |
参加者の報告(参加のみ)
氏名 | 小林 健 |
所属 | 医学研究科 医科学専攻 M1, 生体情報科学分野 渡邉研究室 |
学会名 | 第46回日本神経科学大会 |
開催日程 | 2023年8月1日~8月4日 |
開催場所 | 仙台国際センター |
学会URL | https://neuroscience2023.jnss.org/index.html |
得られた成果 | 今回が初めての学会参加でしたが、自分の研究分野やまったく知らない分野まで様々な発表を見て、見識を広げることができました。自分の研究の新たなヒントになりえることや今までなかった視点を得られたので、研究を進める際の参考にしたいと思います。 学会発表、ポスター発表の雰囲気を掴み、研究の進め方や考え方、伝わりやすい話し方や分かりやすいスライドなども学ぶことができて非常に有意義でした。自分が発表する際の理想像を掴むことができました。 今回の経験を生かして、ますます自分の研究に精進していきたいと思います。 |
氏名 | 陳 靜由 |
所属 | 医学研究科 医科学専攻 M1, 生体情報科学分野 渡邉研究室 |
学会名 | 第46回日本神経科学大会 |
開催日程 | 2023年8月1日~8月4日 |
開催場所 | 仙台国際センター |
学会URL | https://neuroscience2023.jnss.org/index.html |
得られた成果 | 学会で、様々な講演を聞くことによって、最新の専門知識や研究トレンドを学ぶことができ、今後の研究や勉強において活用できるようになったと思います。 そして、馴染みのない研究テーマにも触れることもでき、MIPの異分野共同研究の参考になりました。 また、学会のポスター発表の討論に参加して、ほかの大学院生の研究に触れたことで、自分自身の研究を客観的に評価できる機会になったと思います。さらに、同じ分野の大学院生と交流したことで、良い刺激を受け、研究へのモチベーションの向上に繋げることもできました。 |
氏名 | 前田 佳夕 |
所属 | 医学研究科 人間健康科学系専攻 M1, 分子生命基礎医療科学分野 野中研究室 |
学会名 | 日本薬学会 第143年会(札幌) |
開催日程 | 2023年3月25日(土)~3月28日(火) |
開催場所 | 北海道大学 |
学会URL | https://confit.atlas.jp/guide/event/pharm143/top |
得られた成果 | 産学の研究者による最新の研究紹介によって、自分が取り組む研究分野のみならず、周辺領域や異分野における日本の創薬研究の今を知ることにつながったと感じている。日々の研究では、自分の研究分野については調べる一方、異分野で盛んな研究については情報収集不足となり、視野が狭くなることが課題である。 学会参加を通じて、今まで気に留めていなかった視点から研究課題を見つめなおすきっかけを得ることができた。さらに、他分野の研究と比較したときの研究課題の位置づけについて考えることで、俯瞰的に研究課題を捉える視点を得ることにつながった。 また、他大学の研究者とのディスカッションの機会を得ることもできた。同分野の研究者の研究アプローチを知ることで、1つの知見を得ると共に、自分の研究との差別化できるポイントについて考えることにつながった。 そして、多くのポスター発表と口頭発表を拝聴した。聴衆側として参加したことで、ポスター発表は視覚的な見やすさや適切なキーワードの使用により「面白そう」と思って立ち止まってもらうこと、口頭発表では、短時間で研究内容を端的かつ的確に伝えることが重要であると感じた。一方、質疑応答では、日々の研究に対する深い考察をしているかが問われると感じた。 今後、研究課題を新たな視点で見つめなおし、得られた研究成果を学会発表する際に、今回の学会参加で得た気づきや学びを実践で活かしていきたいと考えている。 |
氏名 | 藤 浩平 |
所属 | 医学研究科 医学専攻 D4 |
学会名 | 日本化学会第103春季年会(2023) |
開催日程 | 2023年3月22日〜3月25日 |
開催場所 | 東京理科大学 野田キャンパス |
学会URL | https://confit.atlas.jp/guide/event/csj103rd/top |
得られた成果 | 私がMIPの活動で精力的に行っている研究分野は、ケモプロテオミクスである。本研究は化学プローブを用いて、標的タンパク質を標識し、LC-MS/MSで同定する手法である。 今回参加した学会では、本研究分野と同様な内容を聴講した。特に、京都大学浜地研究室の「チロシナーゼを用いた近接タンパク質標識」、九州大学王子田研究室の「新規化学プローブを用いた共有結合阻害剤の開発」、東北大学永次研究室の「G4DNA選択的に結合するタンパク質の標識」の発表が参考になった。これらの研究手法は、私が躓いている実験を解決するヒントを提供した。そのヒントを今後のMIPの研究に取り入れ、研究進捗をスムーズにしていく所存である。 |
氏名 | 彦坂 桃花 |
所属 | 医学研究科 医科学専攻 創薬医学講座 修士1年 |
学会名 | 日本生理学会 第100回記念大会 |
開催日程 | 2023年3月14日〜3月16日 |
開催場所 | 国立京都国際会館 |
学会URL | https://www2.aeplan.co.jp/psj2023 |
得られた成果 | ポスターセッションでは、自分の研究課題と関連する小脳の発達に関して他の細胞種に着目している研究や、今後使用を検討している試薬を別の脳領域で使用している研究などから、今後の研究の進展に重要な意見を得、また、同世代の研究者を目指す方との繋がりを作ることができた。 セミナーでは、若手の研究者から著名な先生方まで様々な方のプレゼンテーションを拝聴し、興味のある分野の最先端を知るとともに、理解しやすいプレゼンテーションの構成、話し方に関しても理解が深まった。研究は、その成果や価値を受け入れられて初めて成立すると考えているが、私はその過程に苦手意識があり、今回の学会を通して、改めてその重要性や有効な発表の仕方などを学ぶことができたと考えている。さらに、MIPのキーワードの1つでもある産学連携も、実際の現場でどのように進めているのか具体的な例を知ることができた。 総じて、日本生理学会参加を通して得られた知見や学んだ観点は、今後研究活動を展開する上で、また、私自身が研究者を志し成長する過程で大いに役立つと考えている。 |
氏名 | 橋爪 雄生 |
所属 | 医学研究科 医科学専攻 D2 |
学会名 | 日本生理学会 第100回記念大会 |
開催日程 | 2023年3月14日〜3月16日 |
開催場所 | 国立京都国際会館 |
学会URL | https://www2.aeplan.co.jp/psj2023 |
得られた成果 | 今回の学会参加によって、自身の研究の位置付けについてより多角的に思考することができた。研究者の口頭発表、ポスター発表を聴講し、議論することによって、今までとは異なる視点を持つことができたからである。また、複数の研究発表から、今後の研究活動のヒントになりそうな技術についての知見を得ることもできた。 今後に役立つ知識を蓄えることができただけでなく、最先端の研究活動に触れることもできた。どの研究も興味深いものばかりで、大変いい刺激となった。今回の学会参加の経験を活かして、今後ますます自身の研究活動に邁進していきたい。 |
氏名 | 馮 思源(Feng Siyuan) |
所属 | D2, Doctoral program in Medicine, Department of Biological Sciences |
学会名 | The 100th Anniversary Annual Meeting of The Physiological Society of Japan |
開催日程 | 2023.03.14-2023.03.16 |
開催場所 | オンライン |
学会URL | https://www2.aeplan.co.jp/psj2023/ |
得られた成果 | I was honored to attend the 100th Annual Meeting of the Physiological Society of Japan with the support of MIP. There are many lectures from different fields of physiology at this meeting. Among them, I focused on the symposiums of neurophysiology, which are related to my MIP research. During this conference, I was fortunate enough to have a chance to listen to the dialogue between Nobel Prize laureates, their talking broadened my scientific research vision, which is helpful to improve my research in the future. Through this conference, I also learned about the latest progress in neurophysiology research, new biology techniques, and even interdisciplinary research from various experts, which brings more ideas to my scientific research. In a word, I really enjoyed the experience of attending the conference. In the future, I will devote myself to applying what I have learned from the conference to my research. |
氏名 | 王 天(Wang Tian) |
所属 | M1, Biological Sciences, Master’s course |
学会名 | 日本生理学会大会(第100回) |
開催日程 | 2023.03.14(火)-16(木) |
開催場所 | オンライン |
学会URL | https://www2.aeplan.co.jp/psj2023/ |
得られた成果 | The most important thing that I have learned form this academic meeting is: knowledge background is important for scientific research. Yamanaka-sensei had narrowed down the potential transcription factor genes to 20 before converting fibroblasts into iPS cells. Without this upfront screening, the discovery of the Yamanaka factor might delay for many years. In addition, Tomomi Shimogori-sensei showed their marmoset database in this academic meeting, and she mentioned a organization named Allen Institute, which possess a database named Allen Brain Atlas. This database reveals where each gene is expressed in mouse brain. My project is related to identify the neuron subtype by revealing the mRNA expression pattern in mouse brain, so I can learn a lot of things from this database, such as many known neuronal subtype markers. These intelligences will facilitate my study in the future. |
氏名 | NI XUEJUN |
所属 | 医学研究科 医学専攻 D4, 生体情報科学 |
学会名 | 日本生理学会 第100回記念大会 |
開催日程 | 2023年3月14日〜3月16日 |
開催場所 | オンライン |
学会URL | https://www2.aeplan.co.jp/psj2023/ |
得られた成果 | 今回日本生理学会をきっかけに、山中伸弥先生とSvante Paabo先生の対談を非常に興味深く聞くことができした。彼らの話に共感し、生命科学の進歩が人類の未来にどのような影響をもたらすか、人類にとって様々な問題を解決する可能性は甚だしくあると感じています。基礎研究も、医療現場で患者さんを治すことと同じくらい、疾病を解明することの重要の役割だと感じるようになりました。 また、今度の学会にて、神経学だけでなく、他の分野における最新の研究動向を知ることが出来ました。研究において、自分はまたまた未熟者ですが、今度得られた知識や考え方などは、今後進める研究において、より多角的な視点から問題を解決する為の重要な手がかりとなります。尚、これを今後MIPの活動に取り入れ、より高度な研究成果を目指し、異分野の先生や研究者同士との交流を深め、共同研究や学祭的な研究を進めることも視野に入れると考えられています。 |
氏名 | 大井 由貴 |
所属 | 医学研究科 医学専攻 D3 |
学会名 | 日本神経学会 第124回近畿地方会 |
開催日程 | 2023年3月5日 |
開催場所 | オンライン |
学会URL | https://jform.net/snjkinki124 |
得られた成果 | 会への参加を通して脳の機能局在に起因するさまざまな病変とその症状の発表にふれることができた。一例として、急性期梗塞に起因する左中前頭回の血流低下により、フリックやキーボード入力を含む失書の症例では五十音順の想起障害と音節からのローマ字変換の障害として理解することができた。 現在MIPの異分野共同研究として白質病変の予測を行なっているが、その臨床応用として白質病変と臨床症状のLesion-Symptom mapping (LSM) を行う上で機能局在による臨床症状を熟知することは必須のステップである。 今回の地方会参加により梗塞巣による得意的な臨床症状について知識を深めることができ、それによりLSMを実施する上で着目すべき高次機能や臨床スコアの選定においてより適切な神経心理バッテリーを吟味することが可能となった。 以上から本学会参加はMIP研究の臨床応用において有益であったと考える。 |