講師の声

志水静香先生

本講義は、自分→他者・チーム→社会というように自分を起点としてどんどん視点を広げていただくような構成になっています。講座のタイトルだけきくと難しそうに感じるかもしれまれせんが、心配はありません。第一線で活躍している講師、そして先生方、仲間が支援してくれます。 最大の特徴は、全員が「フラット(対等)に共に学べる」講義であるということです。昨年も数か月の講義を経て、受講生の皆さんが見違えるように変化しました。終わるころには「本当に受講してよかった」と思っていただける内容だと自信をもっています。学びの楽しさを一緒に体験しましょう!

(第2回「自分と向き合うリーダーシップ」担当)

川崎恵理先生

会議をもっと上手に運営したい、仲間同士の関係性をより良くするにはどうしたらいいのか、新しく事業を立ち上げるってどんな気持ちだろう?
きっかけは些細な事で構いません。面白い大人や仲間達と共に議論し、考え、行動すれば、講座が終わった際には、バラバラに思われた知識や経験が繋がり、成長した自分と共に新たな道へと踏み出すことができるはずです。是非一緒に学んでいきましょう!

(第5回「ファシリテーション」担当)

池照佳代先生

「ご機嫌いかがですか?」と聴かれたら、皆さんはすぐに答えられますか?そして、ご自身の機嫌がどのくらい日々の活動に影響しているか、考えたことはありますか?実は、人との関係性や自身のリーダーシップ行動に大きな影響をあたえているのは、ご自身の「機嫌や感情」です。
欧米では、多くのリーダーが「感情」に着目したEQ(感情知性)を通して自己を知り、リーダーシップ行動を振り返り、周囲との関係づくりに活かしています。なぜなら、感情は行動の“原動力”であり、誰もがもつ“目に見えない資源”だからです。まずは自分自身の「感情」に着目し、一緒に参加する方々と共に「EQ」を知り、自分と周囲のために感情を活かす、最初の一歩を踏み出してみましょう!

(第3回「リーダーシップの本質」担当)

戸村玲子先生

受講生の皆さん。皆さんは、大小様々なチームで活動をする中で、チームとしてうまく機能しなかった経験、またはメンバーの実力以上にパフォーマンスが出た経験はありますか?
みなさんの今後の長い人生の中では、仕事だけでなく、プライベートでもチームでの活動は避けられないものです。せっかく同じ時間を過ごすのであれば、高いパフォーマンスだけでなく、楽しく成長出来る場にしたいですよね。一人一人が少しでも良いチームとは何か、そのために知っておくと良いこと(気持ちが楽になる事)、実際に使えるツールなどについて触れながら楽しく進めていきたいと思います。

(第4回「システムコーチング」担当)

中澤雄一郎先生

受講生のみなさん、「イノベーション」と聞くと難しそう、自分にはあまり関係がない、といったイメージを持たれるかもしれませんが、イノベーションとは創造することであり、楽しいものです。昨年受講したメンバーもチームで力をあわせ、お互いを尊重しながら笑顔でイノベーションの方法論である「デザイン思考」を実践し、学んでいます。お互いに「いいね!」と声を掛け合い、最後はアドリブも交えた小芝居まで行いました。
ぜひみなさんにも「創造する楽しさ」を体験して欲しいと思います。みなさんがどんなモノ・コトを新たに創造するのか、私も楽しみにしております。

(第7回「デザイン思考(1day)」担当)

淺場理早子先生

京都大学出身の先輩方には、各種領域の「専門家」でありながら、「他領域の知識・スキル」も学び身につけることによって、スキルのタグを増やし活躍している人たちがたくさんいます。例えば、医師でありながら、医療業界の変革を目指して起業した経営者などです。
将来、1つの専門を深堀する選択もよし、専門×他スキルを活かして世界を変える仕事をするもよし。人それぞれの生き方です。ただ、その選択肢を「知っていて選ぶ」ことと、「知らずして選ぶ」ことは違います。昨年度の受講生も、それを感じ得たのではないかと思っています。
本講義は、皆さんの今後の意思決定に役立つ、インプット・思考・アウトプットを繰り返し行うオリジナル講義です。ぜひ一緒に楽しんで、考え、ディスカッションしていきましょう!

(第8回、第10回「アイデアの事業化」担当)

受講生の声

今年度講義を受講される方へのメッセージ

この講義の受講開始と受講継続にはやる気と覚悟が必要です。ただ、受講し終えた時の、学びの満足度はかなり高いと思います。内容はビジネスよりでしたが、私のような研究者にも大変役立つ内容が盛りだくさんで、勉強になりました。(准教授)

後輩を指導する立場で、伸び悩みに直面している方!この講義で、自身の成長を実感し、周りの人をもhappyにするヒントを得ませんか?
このコースは、自分を知る方法や、リーダとは?から講義が始まります。
その後、後輩を指導する立場の方が後輩の能力を最大限引き出すためのコーチングスキル、大勢が参加する会議をまとめていくファシリテーションスキルを磨くことができます。さらに、学会用のアカデミックプレゼンテーションだけではなく、より広いジャンルの聴衆の心に響くプレゼンテーションと、それを組み立てる思考が学べます。熱い講師の指導の元、コースメンバーと一緒に濃厚な時間を過ごしてみませんか?(大学院博士課程)

企業経営者、住職をはじめとした異なる領域や専門性をもったプロフェッショナルからインタラクティブに学修することで視野を広げ、スキルを用いた実行を通じて相互に学びあうことができます。(大学院修士課程)

まだ医学部教育や病院スタッフ研修では学べない発見がこの講義にはあります!(医師)

 

印象に残る講義はありましたか?

すべてにワンフレーズ自分に響いた。トピックスに分かれているので、ひとつひとつ自分でキーフレーズを起こしながら学んだ感じ。

​「ファシリテーション」「リーダーシップ」などは、自分がそろそろ研究室を引っ張る立場となることもあり、実践に活かせることとして役に立った。

リーダーシップの概念について心の変化はありましたか?

実際に参加して、「こんなリーダーあってもいいんや」と思った人が半分を超えているのではないか。

「ちょっと頼りない人もリーダーとなれる」という、これまでのステレオタイプとは異なるリーダー像を得て、不意を突かれたが非常に学びは大きかった。

学んだことを現在のお仕事に活かすことはできそうですか?

ビジネスモデル、というキーワードから、医学部とはかけ離れたイメージで敬遠されがちだが、研究室を率いて研究内容をアピールすることも経営と非常によく似たスキルを必要とする。誰しもが自分の専門性をPRする機会はあり、そのスキルを学ぶことは非常に重要だ。

ワークショップ形式の講義に参加していかがでしたか?

初めにポジティブなコメントを返そうね、というグラウンドルールがあった。まだ仲良くない状況で、このルールがあると、お互いハッピーに進めていけて非常に良かった。

多様性を受容する、自分と異なる考えを受け入れる、ということを前提とした会だったので、楽しかった。

感想

これほど「ぐいぐい」くる講義は初めてで、戸惑いました。山のようにある(そして突然降ってもくる)日常業務をこなしながら、なんとか当日の講義(午後の業務のゴールデンタイムとも言える時間)が受けられるよう時間を捻出することがまず大変苦労したが、宿題をこなすのも苦労しました。ただ、大変でしたが毎回の講義は印象に残りました。12月頃よりいよいよ毎日尋常では無く忙しくなり何度も受講継続を諦めそうになりましたが、がんばって参加して良かったと思います。たくさんのことを学べたと思います。講師の先生方も大きなエネルギーとやる気でもって、貴重な時間を割いて頂き、それぞれの専門の内容をご教授頂きありがとうございました。

どの講義もボリュームがあり大変でした。ただし、最低限これくらいの時間は必要なのだろうとも思いました。
講師が全員相当な熱量を持って授業に臨んでくださるので、毎回ひき込まれました。 ワークショップをすると、ウェブ上のつながりがリアルになっていく感じがあります。今後、打ち上げ的なミーティングをオンラインで行うつもりです。このようなメンバーに出会えたのも財産です。