履修生が論文を発表しました
履修生の松下晴菜さん(人間健康科学・M1)が以下の論文を発表しました。
・「Electromagnetic Biology and Medicine」(Volume 41, Issue 4)に掲載されました。(2022/9/21発行)
Haruna Matsushita, Momoko Nagai- Tanima, Tomoki Aoyama, Masatoshi Nakamura:
“Effects of capacitive and resistive electric transfer and hot pack interventions on the autonomic nervous system in young women.”
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・「物理療法科学」30巻に掲載予定(早期公開中)
松下晴菜、石塚(井上)真実、谷間(長井)桃子、青山朋樹、中村雅俊
「高周波電場を用いた温熱療法による唾液アミラーゼ活性値の変化 ─表在温熱療法との比較─」
詳細リンク
履修生が学会で発表しました
履修生の松下晴菜さん(人間健康科学・M1)が以下の学会に参加し発表しました。
・2022年11月25~26日開催「第8回日本ウイメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会」(ステーションカンファレンス川崎にて)
「高周波温熱療法が若年女性の自律神経活動へ及ぼす影響」を発表し、奨励賞を受賞しました。
・2023年2月18~19日開催「物理療法合同学術大会2023」(順天堂大学御茶ノ水センタービルにて)
「高周波温熱療法によるリラクゼーション効果の検討」を発表しました。
履修生が共同執筆者として携わった書籍が出版されました
履修生の保倉祥太さん(医学D3)が共同執筆者として携わった書籍が出版されました。
「敗血症-感染症と臓器障害への対応」(中山書店、2023年1月発行)
1章 1-4 感染症における自然免疫 (保倉祥太,竹内理)
履修生の論文が出版されました

履修生が共同研究でピッツバーグ大学に滞在しました
履修生の出口英梨子さんがMIPの異分野共同研究費を使用して、ピッツバーグ大学へ短期留学(1/31-2/28)しました。




この度はMIPのご支援のもと、1か月間ピッツバーグ大学にて共同研究を実施しました。
滞在したピッツバーグ大学のUPMC(University of Pittsburgh Medical Center)は世界的に有名な病院で、丘の途中にいくつもの病棟が立ち並ぶ活気に満ち溢れたエリアでした。研究室の階下には40台もの顕微鏡があつまるイメージングセンターがあり、充実した研究環境に刺激を受けながら研究を行うことができました。また1か月間という短い期間でしたが、活発に研究を進めることができ、大変満足しています。
ピッツバーグ大学はダウンタウンからバスで20分ほどのところにあり、周囲にはカーネギーメロン大学や公園、博物館、美術館が多数ありました。街は学生が多く、学生向けの寮やシェアハウスが立ち並び、週末になると観光客の姿が見られました。全体的に治安が良くとても住みやすい街で、研究を行う上では良い環境だと感じました。
海外で研究するという貴重な経験ができ、MIPのご支援に感謝しております。今回の滞在で得たことを生かして、今後も共同研究を続けていきたいと思います。
(医学研究科 医科学専攻 D1 出口 英梨子)
With the support of MIP, I have conducted joint research at the University of Pittsburgh for one month.
The UPMC (University of Pittsburgh Medical Center), where I stayed, is a world-famous hospital. They have excellent research facilities. For example, the Imaging Center located in the lower floor of the laboratory I belonged, provides 40 microscopes. In such an inspiring research environment, my project has advanced much more than usual one month, I was very grateful for this experience.
The University of Pittsburgh is about 20 minutes by bus from downtown, and there are many sites related to its culture and history; Carnegie Mellon University, parks, museums, art galleries. It is also known as a students’ city where lots of dormitories and share houses are found. The area attracts tourists and they can be seen on weekends. Overall, the city is safe and very comfortable to live, it was an agreeable environment for researchers.
I am grateful for the support of MIP, which gave me the valuable experience of conducting research overseas. I would like to continue my joint research by making use of what I learned during my stay.
Eriko Deguchi
履修生がイベントで講演しました
2023年3月5日(日)東広島イノベーションラボミライノ+で開催された高校生・大学生向けイベント「ゲノム解読から生物のプログラミング」で履修生の丹羽諒さんが講演しました。
丹羽さん(左端) 講演の様子
履修生の活動が雑誌に掲載されました
履修生の丹羽諒さんの活動が、リバネス社発行の雑誌「incu・be」(vol.60、2023年春号、p24)に掲載されました。
【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント Schrödinger Inc.創薬プラットフォーム「Digital Chemistry Strategy」+キャリア形成座談会

Schrödinger Inc.の技術者である高橋秀典氏によるセミナーを開催いたしました。
・開催日時:2023年2月21日(火)10:00-12:30
・開催場所:医薬系総合研究棟 講義室C
・参加人数:会場8名、オンライン28名
Schrödinger Inc.は創薬、バイオロジクス、材料分野の研究開発に応用できるソリューションの提供を行っており、多くの研究者と関連が深い企業です。
- 第一部:Schrödinger Inc.の創薬プラットフォーム「Digital Chemistry Strategy」について
- 第二部:高橋氏やSchrödinger Inc. の日本法人の社長である佐藤氏、Senior HR Managerである中川氏と共に研究者のキャリアに関する座談会
第一部の講演会では、「Digital Chemistry Strategy」の最新成果を中心に、創薬スキームにおいて今後益々存在感の高まる計算プラットフォームの発展と将来像についてご講演いただきました。
第二部の座談会では、転職やステップアップに対する心構えなど、講師の方々の経験談をもとに、学生さんに向けてエールを送っていただきました。
本セミナーは以下のとおりお力添えいただき開催いたしました。
【共催】
京都大学「医学領域」産学連携推進機構
京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム
創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム モダリティ探索ユニット
(精密合成技術に基づくハイブリッド型ニューモダリティ創製の創薬支援)
【後援】
京大薬友会、大阪大学薬友会
第11回MIPセミナー

- 開催日:2023年2月9日(木)
- 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
- 講 師:坂東博人先生
今回のセミナーでは、昭和電工マテリアルズ(株)ライフサイエンス事業本部再生医療事業部長の坂東博人先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストは土橋昌平さん、大槻拓也さん(どちらもMIP履修生、創発医薬科学D1)が務めました。
参加者:会場24名、オンライン30名(内、履修生8名)
坂東先生講演 会場の様子 左2番目から山下先生、坂東先生
右からホストの大槻さん、土橋さん
坂東博人先生からのメッセージ
履修生の皆様は、アカデミアに残るか?企業に進むか?人生で大きな意思決定が求められる時期かと思います。自分で決められる場合もあれば、私も経験したリストラのように一方的に通達されることもあります。それでも与えられた環境で全力に取り組めば、そこでの経験は、自らのマルチなキャリア形成に繋がっていくと思います。本日、お話させて頂いたように、将来有望な皆様も「自分の夢」に向かって活き活きと頑張って頂ければと思います。
ホスト 大槻拓也
坂東先生には、ご自身の企業での研究および新規治療モダリティが持つ課題に注目それをしたビジネス展開についてご講演いただき、優れた技術を患者のものへと還元する難しさを感じ、大変勉強になりました。講演の中で強調されていたように、「患者にコミットする」・「誠実に物事に向き合う」ことを改めて意識し、今後の研究に励みたいと感じました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
ホスト 土橋昌平
この度セミナーのホストを務めさせていただき、講演者の方への連絡や準備などを初めて行う中で大変多くのことを学ことができました。また講演者である坂東先生からはCDMO企業の実態について詳しく教えていただき、今後の医療の発展に欠かせない細胞治療の最新の動向について知ることができました。僕自身、高分子医薬品や細胞治療医薬品などの扱い方に興味を持っていたので、大変興味深く拝聴しました。そして、製薬企業とはまた違った特徴を持つCDMO企業のお話を聞いて、キャリアパスに新たな選択肢を得る機会となりました。この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
履修生の論文が掲載されました
Frontiers in Microbiology
メディカルイノベーション大学院プログラムに在籍する丹羽諒さんが株式会社BIOTA・土田酒造株式会社・岐阜大学との共同研究で、日本酒の生酛造りに重要な蔵付き微生物を探索した研究について報告しました。丹羽さんは本プロジェクトにおいて、マイクロバイオーム解析および統計解析を行いました。
履修生が最先端の解析機器を使用して研究を行いました

精神疾患に関連する免疫細胞を特定するために、先端バイオメディシン解析技術室が所有するHyperionを使用し、イメージングマスサイトメトリーとシングルセルプロテオーム解析を行い、精神疾患脳における分子発現と細胞分類、細胞遷移を調査しました。
金属ラベリングした数十種類の抗体を同時に染色し、視覚化できるHyperionは世界でも限られた研究機関でしか所有されておらず、世界最先端の研究を行えたことはとても恵まれていると感じました。
(山脇優輝/履修生・医学専攻・D4)



京都大学卓越ワークショップ2022

日時:2023年1月30日(月)13時~16時
場所:京都大学国際科学イノベーション棟5階
対象:卓越大学院プログラム履修生、プログラム関係教職員、京都大学の学生、教職員
主催:京都大学大学院教育支援機構
本学で実施している博士課程教育プログラムの学生、教職員が集い、「壁を超える」をテーマに「京都大学卓越ワークショップ2022」が開催されました。プログラム間の連携を目指して研究発表、プログラム紹介を行いました。
最初に京都大学総長の湊長博先生から自身の研究活動を究めるのはもちろんのこと、時には社会を俯瞰し自分の立ち位置や他分野との連携を図り、真の意味での良い研究を行う重要性について海底と水面を垂直に行き来するクジラの潜水をたとえにお話しを頂きました。
その後各プログラムから取組の紹介があり、MIPからはコーディネーターの渡邉大教授よりMIPの目指す人材像について紹介、3つの卓越大学院プログラムの協働の可能性について発表がありました。
履修生の医学専攻博士4年山脇優輝さんは研究紹介、プログラムでの活動、キャリアについて発表があり、たいへん力強いビジョンであるとのコメントを頂きました。
続くポスターセッションでは、プログラム教員と履修生が研究紹介、発表を行い、総長もお迎えし研究について議論が盛り上がりました。
MIPのポスター発表者は以下の通りです。
ポスター発表者名 | 所属・職名/学年 |
---|---|
安田 圭子 | 医学研究科 助教 |
八木 宏樹 | 医学研究科 助教 |
北 悠人 | 医学研究科 医科学専攻 D3 |
丹羽 諒 | 医学研究科 医科学専攻 D1 |
NI XUEJUN | 医学研究科 医学専攻 D4 |
橋爪 雄生 | 医学研究科 医科学専攻 D2 |
松本 杏美莉 | 医学研究科 人間健康科学系専攻 D2 |
藤 浩平 | 医学研究科 医学専攻 D3 |
プログラム紹介ポスター MIPコーディネーター・渡邉先生の発表 履修生・山脇さんの発表 藤さん、山脇さん 安田先生のポスター発表、湊総長 丹羽さん、出口さん 松本さん 北さん NIさん、井貫先生 橋爪さん 藤さん 出口さん、北さん、丹羽さん

共同研究修了報告-2
(2023年1月23日現在)
以下8名の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)
- 杉本 涼裕(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 3年)
- 荒谷 剛史(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 3年)
- 旭 拓真(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 3年)
- 徐 斯佳(Sijia Xu)(医学研究科 医学専攻 博士課程 4年)
- 村松 迪代(医学研究科 人間健康科学系専攻 博士後期課程 3年)
- CAI TING(医学研究科 医学専攻 博士課程 4年)
- 石川 葵(医学研究科 人間健康科学系専攻 博士後期課程 3年)
- NI XUEJUN(医学研究科 医学専攻 博士課程 4年)
第10回MIPセミナー

- 開催日:2023年1月13日(金)
- 会 場:先端科学研究棟1階セミナー室(ハイブリッド開催)
- 講 師:高橋克先生
今回のセミナーでは、公益財団法人田附興風会・医学研究所北野病院・歯科口腔外科主任部長の高橋克先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストは勝島倫子さん(MIP履修生、人間健康科学系D1)、竹内友規さん(MIP履修生、医学D1)が務めました。
参加者:会場10名、オンライン24名(内、履修生6名)
髙橋先生講演 会場の様子 左よりホストの竹内さんと勝島さん、垣塚先生、高橋先生、渡邉先生
髙橋克先生からのメッセージ
履修生の皆様に何か役立つことがあればと、30年来取り組んできました「歯生え薬」の研究開発の経験を振り返らせて頂きました。研究においても一つのテーマに継続して取り組むことは力になること。その過程でできた研究仲間(師匠、先輩、同期、後輩、弟子)を大切にしていくこと。企業よりの専門的支援を積極的に活用し、産官学連携を実践すること。キャリア形成には多様な選択が存在する時代になってきていることを感じて頂ければ幸いです。
ホスト 竹内友規
髙橋先生には、これまでの研究歴に加え、基礎研究から臨床試験に至るまでのそれぞれの過程と課題設定について詳しくご講演いただき、今後歯科医療におけるイノベーションを目指す上で大変参考になりました。また、大学院時代の仲間や師匠が大切な財産になるというお言葉が強く印象に残りました。貴重な機会をいただきありがとうございました。
ホスト 勝島倫子
髙橋先生には、研究内容を初学者にも分かりやすく説明していただき、とても興味深くご講演を拝聴しました。どのような過程を経て歯生え薬が誕生したのか、広い視野を持って研究を切り拓いていく過程に感銘を受けました。また、仲間に恵まれながら研究を続けてこられたというお話から、私も先生や先輩などまわりにいる方を大切にし続けようと改めて感じました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
Takeshi Egawa博士講演(医化学分野竹内研究室、MIP共催)

2022年12月16日(金)医学部A棟セミナー室にて、Takeshi Egawa博士のご講演「Cell proliferation and stemness, a lesson from tumor suppression」がありました。
参加人数は、オンサイト25名、オンライン15名でした。
Hans-Reimer Rodewald博士講演(医化学分野竹内研究室、MIP共催)

2022年12月12日(月)医学部A棟セミナー室にて、Hans-Reimer Rodewald博士のご講演「Deconvolution of steady state and perturbed hematopoesis by fate mapping and barcoding」がありました。
参加人数は、オンサイト25名、オンライン28名でした。
第9回MIPセミナー

- 開催日:2022年12月9日(金)
- 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
- 講 師:堀清次先生
今回のセミナーでは、株式会社VC Cell Therapy取締役の堀清次先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストは鍛治屋麻子さん(MIP履修生、医学D2)、大前恵利夏さん(MIP履修生、医学D1)が務めました。
参加者:会場11名、オンライン23名(内、履修生8名)
堀先生講演 司会の大前さん、鍛治屋さん 前列右から、鍛治屋さん、大前さん、講師の堀先生、渡邉先生
堀清次先生からのメッセージ
学生の方々に何をお伝えすればよいか考えることで、自分のキャリアと時代を振り返る良い機会となりました。
医療は規制が強い一方で、新たな考え方も次々と生まれています。京都大学で真摯に研究に取り組んでいる皆さんには、研究以外でもさまざまなチャンスをみつけて掴み、社会に貢献していくことができると思います。
ホスト 鍛治屋麻子
堀先生には、先生の経歴と絡めた研究業界の変遷についてご講演いただきました。お話の随所に、研究を進める/製薬に携わる上で大事な心得がちりばめられており、大変勉強になりました。また、多様な経歴をお持ちの先生からお話を聞けたことで、研究者にも多様な選択肢があることを知ることができ、将来について再考する良い機会となりました。ありがとうございました。
ホスト 大前恵利夏
堀先生がこれまで歩まれてきた道、研究開発と業界の変遷について、初学者にもわかりやすくお話して頂き、とても楽しい時間でした。また、私たちのチャンスのお話を聞かせて頂き、今後より幅広い視野をもって挑戦したいと思いました。ホストとしてこのような貴重な機会に参加させて頂きましたこと、大変うれしく思います。ありがとうございました。
共同研究修了報告
(2022年12月9日現在)
以下の履修生が異分野共同研究報告書を提出し、共同研究を修了しました。
(氏名をクリックすると、各履修生の報告内容をご覧いただけます。学年は報告書提出時のもの)
- 奥田 瑠璃花(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 1年)
- 高見 大地(薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程 3年)
- 山脇 優輝(医学研究科 医学専攻 博士課程 4年)
- 鄒 兆南(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 3年)
- 中村 和史(医学研究科 医学専攻 博士課程 4年)
- 北 悠人(医学研究科 医科学専攻 博士後期課程 3年)
第8回MIPセミナー

- 開催日:2022年11月21日(月)
- 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
- 講 師:中村和弘先生
今回のセミナーでは、名古屋大学大学院医学系研究科統合生理学教授の中村和弘先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の大谷知寛さん(薬学D2)が務めました。
参加者:会場22名、オンライン45名(内、履修生8名)
中村先生講演 会場の様子 右からMIP担当教員の山下先生、ホストの大谷さん、講師の中村先生
中村和弘先生からのメッセージ
今、将来に不安を感じる若い研究者が多いかもしれませんが、自分が信じるサイエンスを一心に追究していれば何とかなるものです。まずは、一生を賭けても良いと思える大きな研究テーマを見つけて下さい。そして、「他人と違うこと」「枠からはみ出ること」を恐れずに、唯一無二であることを追求して下さい。必ず誰かが見ています。
ホスト 大谷知寛
中村先生には体温調節や心理ストレス、飢餓に適応するための神経回路の仕組みと、キャリア形成についてお話いただきました。生理学の根本的な問いに答えてこられた先生の独創的な研究に憧れを抱きました。また、研究キャリア形成の選択肢やその選択を行う際の考え方を知ることができ、大変有意義でした。貴重な機会を頂きありがとうございました。
【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント ASHBi-MIP英語プレゼンテーション演習会

2022年11月15日(火)医学部構内先端科学研究棟セミナー室において、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択された本学ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)のメンバーと連携し英語プレゼンテーション演習会を開催しました。
冒頭、医学領域産学連携推進機構 鈴木教授の開会挨拶に続き、ASHBiの研究者がそれぞれの研究について紹介しました。
英語でのプレゼン力アップを目指し様々な分野から7名の大学院生、若手研究者が自身の選んだテーマで発表しアドバイスを受けました。
発表終了後、参加者に最優秀口頭賞等の表彰があり、今後の研究活動に役立てて頂くように、発表スキル向上のポイントを記したアドバイスシートをお渡ししました。
さらに、ASHBi 信田誠リサーチコーディネーターからの閉会挨拶の中で、発表者の努力と熱意を称えるとともに、プレゼンテーション上達のためには、発表経験を積むことに加え、他の方の発表からも学びを得ることが重要である、との助言を頂きました。
〈ASHBi研究紹介〉
・CHEN Chih-yan 特定助教
・堤 璃水 特定助教
・LAWRENCE Moyra 特定研究員
〈オーラルセッション、ポスター発表〉
賞 | 受賞者 | 所属・学年 |
---|---|---|
最優秀口演賞 | 樽澤 優芽子 | 農学研究科 森林科学専攻 D1 |
最優秀演題賞 | 増尾 優輝 | 医学研究科 医学専攻 D1 |
優秀演題賞 | Ziadoon Al Akashi | 医学研究科 医学専攻 D3 |
優秀演題賞(ポスター) | 吉田 常恭 | 医学研究科 医学専攻 D4 |
優秀演題賞 | 大林 祐樹 | 医学研究科 医学専攻 D3 |
MIP奨励賞 | 川北 奈美 | 人間・環境学研究科 共生文明学専攻 D2 |
MIP奨励賞 | 山田 真太郎 | 医学研究科 放射線遺伝学分野 助教 |
鈴木先生の開会挨拶 堤先生の研究紹介 大林さんの発表 川北さんの発表 Ziadoonさんの発表 樽澤さんの発表 増尾さんの発表 山田先生の発表 吉田さんのポスター発表 受賞者 信田先生の閉会挨拶
Michael C. Bassik博士講演(医化学分野竹内研究室主催、MIP共催)

2022年11月11日(金)医学部A棟セミナー室にて、Michael C. Bassik博士のご講演「Development of High-Throughput Functional Genomics Tools to Identify New Cancer Drug Targets」がありました。
約20名の方にご参加いただきました。
【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント「Publishing in Chem and Cell Press」

・開催日時:2022年11月8日(火)15:00-16:30
・開催場所:医薬系総合研究棟 講義室A
・参加人数:会場19名、オンライン34名
Cell PressのエディターであるVjekoslav Dekaris博士に、論文執筆のコツなどについてご講演いただきました。
有機合成に特化したワークショップであり、薬学研究科薬品分子化学分野の中寛史准教授がファシリテーターを務めてくださいました。
第2部の論文個別添削指導では、3名の論文要旨に対してDekaris博士が直接指導を行い、活発な意見交換が行われました。
また、他の3名の論文要旨に対してはメールにて添削指導が行われました。
OIST-KU Joint Workshop -Challenges in Biomedical Complexity-

2022年11月2日(水)~4日(金)沖縄科学技術大学院大学(OIST)と京都大学が「OIST-Kyoto University Joint Workshop -Challenges in Biomedical Complexity-」を開催し、MIP履修生4名とMIP教員の安田圭子助教がYoung Scientist Short Talk Sessionに参加しました。
ワークショップのテーマは「Challenge in Biomedical Complexity」で、OIST、京都大学から約30名の研究者が参加し3日にわたり研究発表、交流を行いました。
ワークショップに合わせて本学湊総長と岩井理事が表敬訪問し、スバンテ・ペーボ教授のノーベル賞受賞のお祝い、今後の連携について意見交換を行いました。
総長、理事もワークショップの交流会に参加し、MIPプログラム担当者、履修生と研究やMIPの活動について直接対話する良い機会となりました。
プログラムコーディネーターの渡邉大教授、プログラム担当者の竹内理教授らも参加し、MIP履修生や活動について紹介しました。
ワークショップの最終日にはOISTの大学院生、ポスドクのみなさんが施設見学のガイドを務めてくださいました。沖縄の明るい陽射しと豊かな自然環境と共存する建物、研究者のこだわりが反映された実験棟、様々なバックグラウンドの研究者を受け入れる居住区など国際的にも高い評価を得ています。
〈参加履修生〉
旭拓真、北悠人、奥田瑠璃花、出口英梨子

交流会 交流会 施設見学 施設見学 施設見学
〈参加履修生の発表の様子と感想〉

旭 拓真(医科学専攻 博士後期3年)
この度は素敵なワークショップに参加することができ、とても幸いでした。
美しい海と快適な気候、素晴らしい構内デザインと研究環境、そして何より活発なOIST研究者との交流を堪能した三日間でした。
コロナ禍の長いオンサイト自粛期間を吹っ飛ばすような刺激的な会でした!
開催にあたりご尽力いただいた方々にあらためて感謝いたします。
どうもありがとうございました。

出口 英梨子(医科学専攻 博士後期1年)
京大とOISTのトップ研究者の方々の発表を聞く貴重な機会をいただきありがとうございました。
MIPの学生やOISTの学生と交流することができ、大変有意義な時間となりました。

北 悠人(医科学専攻 博士後期3年)
初めてOISTに訪れましたが、研究環境の違いに驚きました。建物の外観はもちろんですが、何より驚いたのは外国人研究者の多さです。まるで海外の大学に来たかのようでした。また、どのセッションも多くの質疑応答があり、OISTの若手研究者の方々と議論することができ、多くの刺激を得ました。
こういったワークショップをきっかけに共同研究などのつながりが増えていくといいなと思いました。

奥田 瑠璃花(医科学専攻 博士後期2年)
この度は第1回目のOIST-KU workshopに参加をすることができ、とても貴重な経験ができました。発表者の研究内容が異なる分野だったのでとても良い刺激になりました。OISTのキャンパスはとてもきれいで、世界中の研究者が研究を行っていて研究を行う上ではとてもよい環境だと感じました。OISTとKU双方のオーガナイザーの方々にはとても感謝をしています。また来年もこのようなワークショップに参加できれば良いなと思います。
第7回MIPセミナー

- 開催日:2022年11月7日(月)
- 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
- 講 師:船曵康子先生
今回のセミナーでは、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の船曵康子先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストはMIP履修生のNI XUEJUNさん(医学専攻D4)と医学部6回生の土井ゆかりさんが務めました。
参加者:会場14名、オンライン65名(内、履修生14名)
船曵先生講演 会場の様子 左から渡邉先生、船曵先生、ホストのNIさん、土井さん
船曵康子先生からのメッセージ
「良い仕事をしなさい。自ずと道は拓けます。」留学先のボスが言っておられました。
時間はかかるかもしれませんが、どこからともなく理解者が増え、応援してくれるからでしょう。今の取り組みは未来に活きてきますので、時間軸、分野軸ともに視野広く、信念を持って取り組んで、困ったときには信頼できる人に相談してみてください。
ホスト NI XUEJUN
船曵先生は現職の発達障害の学術研究からキャリアまでについてお話頂きました。
キャリアのその時々で自分自身の価値観を見つけ、自分を貫いて学んでいく大切さ及びある時の柔軟性が必要であることを思わせて頂きました。
今回留学生の私はホストとし、MIPセミナーに参加させていただき、船曵先生にお声がけ頂きこのような機会に恵まれました。とても有意義な機会をありがとうございました。
ホスト 土井ゆかり
学術的な研究だけでなく、実際に困っている人達のために社会の仕組みも整えられたお話をとても興味深く拝聴させていただきました。
自分の信念に従って道なき道を切り開いて来られた過程に感銘を受けるとともに、私も将来そうありたい、そうなれるよう努力したいと思わせていただいたご講演でした。船曵先生、参加された皆様方、ありがとうございました。
履修生が執筆した論文が掲載されました
履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)の共著論文が、Bioscience, Biotechnology & Biochemistryに掲載されました。(2022/10/22)
履修生が執筆者として参加した書籍が出版されました

MIP履修生の鄒兆南さん(医科学専攻D3)、丹羽諒さん(医科学専攻D1)が共同執筆者として参加した書籍『バイオDBとウェブツール ラボで使える最新70選』(実験医学増刊 Vol.40 No.17)が出版されました。(2022年10月20日発行)
第6回MIPセミナー

- 開催日:2022年10月19日(水)
- 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
- 講 師:髙橋淳先生
今回のセミナーでは、京都大学 iPS細胞研究所所長・教授の髙橋淳先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の杉本涼裕さん(医科学専攻D3)と医学部6回生の土井ゆかりさんが務めました。
参加者:会場17名、オンライン57名(内、履修生19名)
髙橋先生講演 会場の様子 前列左から3人目より渡邉先生、髙橋先生、ホストの土井さん、杉本さん
髙橋淳先生
自分が目指すゴール(問い)を明確にイメージし、そこから逆算して今の行動を起こすことが重要だと思います。ゴールの設定は大胆かつ慎重に。また進路変更の勇気も必要。ゴールを遠くに定めれば多少の寄り道は誤差範囲です。信念をもって進んでいれば必ず仲間に出会います。そして、自分と仲間を愛すること。
ホスト 杉本涼裕
先生のお話を拝聴し、臨床試験に至るまでの研究の歩みや、先生が大切にしておられる考え方・価値観を知ることができました。今後の自分自身のキャリアを考える上で勉強になる部分も多く、大変貴重な機会となりました。また、今回は非常に多くの方にご参加いただき、ホストとして嬉しい限りでした。髙橋先生をはじめ、皆様ありがとうございました。
ホスト 土井ゆかり
iPS細胞が実際にどのような研究、治験を経て臨床までたどり着いたのか、先駆者の目線から知ることができて面白かったです。特に、研究内容の概念が世界初だったために試験の基準づくりから始めたお話には驚きました。ご講演を聞いていてとても楽しかったです。貴重な機会をいただきありがとうございました。
BioJapan参加

2022年10月12日(水)~14日(金)パシフィコ横浜で開催されたBioJapanの展示会場内特設ステージにて、プログラム担当教員の井貫恵利子先生がメディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)について30分間の紹介を行いました。
製薬企業、他大学から数十名の聴講者があり、MIPに関する資料を展示したブースにも多くの来訪者がありました。
BioJapanはアジア最大のバイオ関連ビジネスパートナリングイベントです。

履修生がカナダの学会で発表しました

MIP履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)が以下の内容でTMM2022 Meeting(10/2-5@バンクーバー)にてポスター発表をしました。
#225
Exploring parameters influencing precision gene editing in human iPS cells using laboratory automation
#49#216
The Next Scale of DNA Assembly, iPSC Culturing and Editing
(写真は左から、丹羽、コンコルディア大ベンジャミン・スコット博士、京都大iPS細胞研クヌート・ウォルツェン准教授)
第5回MIPセミナー

- 開催日:2022年9月9日(金)
- 会 場:基礎医学記念講堂(ハイブリッド開催)
- 講 師:新藏礼子先生
今回のセミナーでは、東京大学定量生命科学研究所教授の新藏礼子先生を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や女性研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の石橋茉実さん(医学専攻D1)と医学部1回生の紺屋葵さんが務めました。
参加者:会場11名、オンライン36名(内、履修生17名)
新藏先生講演 会場の様子 左からホストの紺屋さん、新藏先生、渡邉先生、ホストの石橋さん
新藏礼子先生からのメッセージ
当日にもお話しさせていただきましたが、自分が何をやりたいか、というゴールをイメージして進んでください。心が折れそうになることは何度でもありますが、頑張って続けていれば棄てる神あり拾う神あり、でどこかであなたを見ていて助けてくれる方がいます。Never give up.です。
ホスト 石橋茉実
MD出身の女性研究者という共通項から今回のホストを務めさせていただきました。研究者のキャリアについて話を伺う機会は一般的なセミナーではなかなか得られないものであり、先生のバイタリティ溢れる半生や、応用を目指した研究内容を分かりやすく知ることができ大変有意義な時間を共有させていただきました。ありがとうございました。
ホスト 紺屋葵
生き生きとした語りに引き込まれ、とても興味深くご講演を拝聴しました。実体験での疑問を元になされている研究を分かりやすく説明下さり、研究の面白さを感じました。京都大学の卒業生で女性研究者としてご活躍されている先生のお話を伺うことは、自分自身の将来のキャリアを考える良いきっかけとなりました。貴重な機会を下さりありがとうございました。
【医薬系研究交流サロン】サテライトイベント『Science Publishing Myths and Legends』

Nature誌のシニアエディターであるZoltan Fehervari博士に、論文執筆のコツなどについてご講演いただきました。司会は履修生の角南理己さん(医科学専攻M2)が務めました。
- 開催日時:2022年8月26日(金) 14:00~15:30
- 開催場所:医学部構内先端科学研究棟1階セミナー室(Zoom併用)
- 参加者数:会場8名、オンライン148名
Zoltan先生講演 鈴木先生の挨拶 司会の角南さん
履修生が執筆者として参加した書籍が出版されました

MIP履修生・丹羽諒さん(医科学専攻D1)が共同執筆者として参加した書籍『代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸』(実験医学 2022年9月号 Vol.40 No.14)が出版されました。(2022年8月19日発行)
第1回MIP交流会 ~次世代のメディカルイノベーターの集い~
2022年7月22日(金)芝蘭会館別館 研修室1にて、第1回MIP交流会を開催しました。
最初にプログラムコーディネーターの渡邉先生から「一番望むことは良い研究」との開会のご挨拶を頂きました。続いて、参加者の自己紹介、履修生のMIPにおける活動について4人の履修生が話題提供を行いました。発表後のフリータイムの時間には、会場に展示しているポスターの質問をしたりそれぞれの研究や将来について語り合い、履修生同士の交流を深めました。最後にプログラム担当教授の鈴木先生から「人とのつながりが一番の財産であり、卓越大学院はまさにその財産を得る場である」と閉会のご挨拶を頂きました。
(参加履修生:20名)

渡邉先生の挨拶 司会の山脇さん 履修生の発表 ポスターの説明をする履修生 交流会の様子 交流会の様子 交流会の様子 交流会の様子 鈴木先生の挨拶
参加者の感想 ・先輩にお話を聞いたり、横のつながりができてとても有意義で楽しい時間でした! ・ほかの履修生、特に学年が近い学生の研究のすすめ方を知って、よかった。 ・自分の研究について、他の分野の履修生の方々に直接紹介・意見交換することができて、非常に有意義でした。 ・すごく勉強になりました。入学してから、初めてたくさんの履修生と対面で交流することができました。 ・途中参加でしたが、盛り上がっている様子が久しぶりで楽しかったです。 ・様々なバックグラウンドの方と交流できて、とても有意義な時間だった。 |
Veit Hornung博士講演(医化学分野竹内研究室主催、MIP共催)

2022年7月19日(火)ハイブリッド開催(会場・医学部A棟103,107室およびZoom)にて、Veit Hornung博士のご講演「Detection of double stranded RNA by the NLRP1 inflammasome」がありました。
約40名(会場参加:30名弱、オンライン:12名)の方にご参加いただきました。
第1回MIPキャリアパスセミナー『新時代のキャリア形成相談会』
- 開催日程:2022年6月21日(火)
- 開催場所:医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1Fセミナー室(ハイブリッド)
- 参加者数:44名(参加登録者数)

本セミナーは、将来への様々な不安や悩みを抱える、あるいは色々な選択肢の情報収集をしたい学生さん・若手研究者を対象に、今後のキャリア選択を考える機会としていただくことを目的としています。 第一部では多様な経歴を有する講師の先生方からご講演いただき、第二部では講演者と参加者との個別相談会を実施いたしました。講師陣のキャリアにおける多岐に渡る進路選択のポイントを共有いただくことで、参加していただいた方々の幅広いキャリアの選択肢を共に考える機会となりました。
PO現地訪問
2022年6月3日(金)PO現地訪問が実施されました。プログラムオフィサーの先生の前で、MIP履修生6名が研究発表を行いました。
山脇 優輝(医学研究科 医学専攻 D4(L4)創薬医学講座)
NI XUEJUN(医学研究科 医学専攻 D4(L4)生体情報科学)
磯村 望(医学研究科 医学専攻 D3(L3)糖尿病・内分泌・栄養内科学)
増田 達哉(医学研究科 人間健康科学系専 D2(L4)癌創薬イノベーション研究室)
松本 杏美莉(医学研究科 人間健康科学系専攻 D2(L4)臨床認知神経科学)
橋爪 雄生(医学研究科 医科学専攻 D2(L4)生体情報科学)

山脇さんの発表 ニイさんの発表 磯村さんの発表 増田さんの発表 松本さんの発表 橋爪さんの発表
ZEROGATEキックオフイベント(MIP共催)

2022年3月31日(木)、MiP共催企画として、ZEROGATE(医療学生と企業を繋ぐプラットフォーム:代表 京都大学医学部5回生黒岩駿氏)キックオフイベント『変化する医療業界。医療者の新たな可能性・キャリアプランを考える。』を開催しました。
30を超える大学・企業より180名(学生150名強、企業・大学関係者30名強)以上の方がご参加くださいました。
[アジェンダ]
9:30 開会挨拶+趣旨説明(ZEROGATE代表 京都大学医学部4回生 黒岩駿氏)
9:40 背景説明(京都大学大学院医学系研究科「医学領域」産学連携機構 鈴木忍氏)
9:50 医薬系の学生代表4名によるパネルディスカッション
10:20 キャリア経験談①(HiLung株式会社 代表取締役CEO 山本祐樹氏)
10:30 キャリア経験談②(ルカ・サイエンス株式会社 取締役社長CEO サイリック氏)
10:40 社会が求める人物像
(株式会社ファンリーシュ 事業開発/コーチ、3Mジャパン人事本部長 川崎恵理氏)
10:55 交流会について説明(ZEROGATE)
11:00 交流会
11:25 閉会挨拶(ZEROGATE代表 京都大学医学部4回生 黒岩駿氏)
11時からの交流会には40名を超える方が参加いただき、活発な意見交換が行われました。
今後も医療学生と企業の方々の交流を深めるため、定期的にイベントを開催する予定です。
[主催] ZEROGATE
[共催] 京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム、京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構
ZEROGATEについてはこちら:https://zerogate0.com/
学術講演会「脳内における目的地設定と探索シミュレーション」(MIP共催)
2022年3月25日(金)伊藤 博先生(Max Planck Institute for Brain Research)のご講演「脳内における目的地設定と探索シミュレーション」“Neural Circuits for Navigational Simulations Toward the Brain’s Internally-set Goal” が基礎医学記念講堂にて開催されました。
参加者:30名程
(主催)医学研究科生体情報科学講座
(共催)京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)
履修生の論文が国際ジャーナルに掲載されました

第4回MIPセミナー
- 開催日:2021年12月20日(月)
- 会 場:藤多記念ホール(ハイブリッド開催)
- 講 師:石井明子先生

今回のセミナーでは、石井明子先生(国立医薬品食品衛生研究所・生物薬品部長)を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究内容や女性研究者のキャリア形成についてご講演いただきました。
会場は藤多記念ホールにて、ハイブリッド開催で行われました。
ホストは薬学研究科博士2回生の安藤千紘さん、幡鎌輝さんに務めていただきました。薬学部の学部生の方にも多くご参加いただきました。
参加者:64名(会場31名、Zoom33名(履修生13名))
石井先生講演 会場の様子
医薬学×生物物理特別セミナー

2021年12月4日(土)、生物物理若手の会とMIP共催企画としてオンラインセミナー「医薬学×生物物理特別セミナー」を開催いたしました。京都大学および他大学の自然科学系各学部・大学院所属学生を中心に約40名の方がご参加くださいました。
本セミナーは生物物理系・医薬系各分野から各3名ずつの計6名の登壇者による研究内容の紹介が行われました。
登壇者の方のお名前とご所属は以下になります。
寺川 剛 先生(京都大学・大学院理学研究科・生物科学専攻 生物物理学教室)
濱口 航介 先生(京都大学・大学院医学研究科 生体情報科学分野)
前田 信太郎 先生(京都大学・大学院医学研究科 形態形成機構学分野)
赤木 宏太朗 先生(京都大学・大学院医学研究科 医化学分野)
須藤 麻希 先生(大阪大学・大学院理学研究科・生物科学専攻 理論生物学研究室)
宮崎 侑 先生(京都大学・大学院薬学研究科 生体分子認識学分野)
医学分野からは分子動態、高次脳機能、免疫、病理といった多岐に渡る領域が、生物物理分野からは、構造生物学、イメージング、シミュレーション、理論計算といった様々な方法論が紹介されました。各登壇者は他分野の研究者と日常接する機会は少ないとのことで、普段まず一同に会することのない集まりとなりました。時間が足りなくなるほど盛んに質疑応答が交わされ、対象分野が異なっていても核心にある問題意識が生命科学分野に共通のものであること、そして多くの参加者が異分野交流を望んでいる状況を垣間見たように思いました。
一方、分野によって議論の過熱ぶりには温度差もありました。講演終了後に、オンラインディスカッションを行い、参加者をグループに分け講演内容についてのディスカッションを試みたものの議論の深め合いに不十分さが残り、個別のテーマ毎に時間をかけて学び合う場を設ける必要性も感じました。しかし研究分野の細分化が過度に進みつつあるこの現代において、研究分野の垣根を超えて互いの研究内容を議論し合える場を学内に設けられた点で今回のセミナーは大きな意義があったと思います。
本セミナーは生物物理若手の会に所属するMIPの大学院生が、関西圏の複数の大学の大学院生の方々と共に企画、広報、当日の運営まで中心となって進めて下さることで実現しました。若手研究者らの企画力の高さに脱帽させられるとともに、組織を超えた異分野交流にかける彼らの強い情熱を実感しました。
ライフサイエンスは多様なバックグラウンドを有する研究者間の智慧の交流によってこそ発展するものと思います。本企画を通じて、MIPおよび京都大学の医薬系分野が異分野交流に基づいた研究の発展に具体的に寄与できる環境となれるかどうか問われているように感じました。
京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム&生物物理若手の会関西支部共催
医薬学×生物物理特別セミナー
開催日時:2021年 12月4日(土) 13:00~16:30, Zoomを用いたオンライン形式で開催
〈運営委員〉
代表:
鈴木忍(京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構 特定教授)
通山潔(京都大学大学院医学研究科 京都大学大学院生命科学研究科 特定助教)
荒谷剛史(京都大学大学院医学研究科 博士後期課程 2 年)
広報:
高橋大地(大阪市立大学大学院理学研究科 博士後期課程 2 年)
杉下友晃(大阪大学蛋白質研究所 博士研究員)
講演:
黒川南(神戸大学大学院理学研究科 博士後期課程 1 年)
当日資料:濱岡紀之(大阪大学蛋白質研究所 博士後期課程 1 年)
2021年11月9日(火)
公益財団法人関西生産性本部「創立65周年記念 企業の人材ニーズと大学院教育のマッチングを考えるシンポジウム」の基調講演にて、 当プログラムが紹介されました。
https://www.kpcnet.or.jp/seminar/?mode=show&seq=2092%EF%BC%89
BioJapanブース展示

2021年10月13日(水)~15日(金) パシフィコ横浜で開催されたBioJapanに本学 医学研究科 医療領域 産学連携推進機構が出展し、メディカルイノベーション大学院プログラム(MIP)が紹介されました。
BioJapanはアジア最大のバイオ関連ビジネスパートナリングイベントです。
第3回MIPセミナー
- 開催日:2021年8月27日(金)(Zoom開催)
- 講 師:河野優子 先生

河野優子先生(カリフォルニア大学サンデイエゴ校肝臓移植内科臨床教授)を講師としてお招きし、先生のこれまでの研究やキャリア形成についてオンラインでご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の中村和史さん(医学・D3)、医学部5回生の宮脇里奈さんに務めていただきました。
参加者 39名(履修生 8名)
MIP新入生ガイダンス
7月より履修を開始するMIP履修生を対象に、2021年6月16日(水)に「MIP新入生ガイダンス」を行いました。
第2回MIPセミナー
- 開催日:2021年5月21日(金)(Zoom開催)
- 講 師:向山洋介 先生

向山洋介先生(米国国立衛生研究所 (NIH)、国立心臓・肺・血液研究所 (NHLBI) テニュア主任研究員)を講師としてお招きし、これまでの研究やキャリア形成についてオンラインでご講演いただきました。
ホストはMIP履修生の旭拓真さん(医科学・D2)、大曽助さん(医科学・M2)に務めていただきました。
参加者 28名(履修生 11名)
第2回医薬系研究交流サロン
- 開催日程:2021年4月19日~21日
今回のサロンには421名がご参加くださり、オーラル発表40演題、ポスター発表146演題をご発表いただきました。3日間のトータルページビュー数は37,792ビューとなりました。
以下のMIP履修生が受賞されました。
- 保倉祥太さん(医学・D2)「ベストプレゼンテーション賞」
- 高見大地さん(薬科学・D2)「MIP履修生特別賞」